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キビナゴレポート 第6回 講評時間を左右する、充実のための下準備!

2014-11-30

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★受講生が発信する、山村教室の紹介記事です。書き手はキビナゴ初陽の2人で不定期連載

時の流れは一定ではありませぬ。
充実したときは短く感じ、そうでないときは長く感じる。
教室で過ごす時間もまた然り。3時間という講義時間を短く過ごす秘訣を今日はご披露しませう!

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 <キビナゴレポート 第6回 講評時間を左右する、充実のための下準備!>

 山村教室の講義時間は夕方6時から夜9時までの3時間です。大学講義でいうところのふたコマですね。
 お、いま気がついた。そうだ。教室は大学の夜間部みたいだ。

『山村文芸大学道玄坂キャンパス。在籍生徒百数名。募集は年2回(予定)、欠員次第。現役作家も絶賛在籍中!!』おおそれらしい。かっこいい!

 話を戻します。

 えっと、講評対象作を下読みをして講義に出ないと、
「うん? えっ? はっ?」てなうちに時間を過ごし、講義の時間を無駄に長いものと感じます。これはすごくもったいない。

 しかし講評対象作を下読みして出ると、
「おお、やっぱりそうか! うおう、読んだときの違和感の謎はそこか!」といろいろ気づかされ、3時間を充実したものとして短く感じながら過ごせます。
 講義で長年の疑問が解けたときなど嬉しさのあまり、ひとりクククと笑います。宇宙の真理を獲得したような感覚で。

 もうおわかりですね。

 講義時間を短く過ごす、長く過ごすかを決めるのは、ちゃんと講評作品を読んで来るかどうかにかかっているのです。
 講評作を読んでくることが、教室での時間を短く過ごすための充実作法『基本のキ』! 
 そうそう、講義のとき1回聴いだけではわかなないこともあるので、録音してあとで聞き直すというのも充実作法のひとつです。特に自分の講評は録音を欠かせません。

 しかし、講義に出られないときも当然あります。そういうときは教室の「メンバーズルーム」というネットサイトに先生の講評がアップされていますので、それを読みながら講義を想像――♩

 下読みするとき「Y先生ならここ突っ込みそう」とか「褒めそう」と想像するのも良いですね。
 講評時、評がぴしゃりと想像通りだったときなど「やった」と思います。頭のなかに先生を常駐させるのに一歩近づいたと。
 つまりはこうして、アドバイスを身体感覚にまで染み込ませるのが学びの『基本のキ』なのかな、最近キビナゴはそう思います。

 以上が今回のキビレポです。みんな下読みしましょうぞーっ!!


キビナゴレポート 森村誠一先生の指導

2014-08-28

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★受講生が発信する、山村教室の紹介記事です。書き手はキビナゴ初陽の2人で不定期連載

師というものは佇まいだけで迷えるものに道を示します。
さらにいうなら、師は1日にしてならず。
今回は、迷える小説家の卵たちに道を示す山村教室の「師」、森村誠一先生について語ります!
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<キビナゴレポート 第5回 森村誠一先生の指導。師は一日にしてならずの巻>

キビナゴはドストライクで角川映画世代なので、教室にはいってはじめて森村先生を目のまえにしたときは、本当に息が止まりそうでした。
まさか生でお会いするということが自分の人生で起きるとは、夢にも思っていませんでしたから。

森村先生は基本、新年度の開講式、塾長講評日、そして年の終わりに、教室にいらっしゃいます。
このときばかりは普段顔を出さない教室生も顔を出し、会場は満員御礼。
喧噪に満ちた渋谷のビルの一室が、静謐なハレの場へと変わります。

森村先生の言葉を一言一句ききのがすまいと真剣な顔で過ごす皆。

降臨日――。

キビナゴは森村先生がいらっしゃる日を心のなかでそう呼んでいます。
森村先生はいらっしゃったとき、テキストとして提出された作品を何本か講評します。
森村先生に講評されるなんて、そんなこと、人生でめったにない。
講評対象者はドキドキです。
自分だったらここをこうすると先生は非常に具体的に描写や台詞を森村流に直したものをしゃべってくれたりします。
「確かにそっちのほうが面白い」と思わされることばかりで、あちこちでメモを取る手が動きます。

ゲストの作家さんと目のまえで対談をしてくださることもあって勉強になります。
教室生も先生やゲストの作家さんに質問させていただけるのですが、質問が甘いと「作家志望者としてそういう切り口はだめだ」とだめ出しされることもあり身が引き締まります。

作家志望者たるもの、自己紹介でもその場を楽しませるよう「話」を物語れ。
もっとどんどん編集者や出版社に売り込み食いついていけ。
作家は華を持て。

凛として、作家に必要なことを次々に教えてくれる先生。
大事なことはなんども繰り返されます。
なんていうか、本当にありがたい。もったいないくらいです!! 

キビナゴは教室にはいったとき、ものづくりと生き方にちょっと行き詰まっていて、けっこうしんどい時期でした。
そのとき先生から『作家の条件』という本に署名をいただき、署名の横に「ケルンの一石」という言葉を書いてもらいました。なんて意味だろうと思いながらもその場ではきけず、家に帰って意味を調べて感動しました。

ケルンの石というのは登山者があとからくるひとのために、「この道はいっても大丈夫だ」という標として置く石のことなのです。

物書きの道というのは皆が余裕なく右も左もわからず、あちこちにぶつかりながら己の道を探っている世界です(よくそうききます)。
ゆえに、デビューさえしていない者にとっては、その暗い世界は巨大な闇です。心細くて逃げ出したくなります。
そこに先人としてあとに続くものへ「この道はいっても大丈夫だ」とひと言「ケルンの一石」と書く。

一瞬で読んだものの心をつかむ。まさに作家中の作家のなせる業だ、言葉だとキビナゴは思いました。

まさしく「師」は一日にしてならずでしょう。昨日今日デビューしたひとがこういう言葉を書いても、ここまでキビナゴは説得力を感じないと思います。

ああ。キビナゴにも誰かに書けるときがくるのかな――「ケルンの一石」……。

先生は今日も原稿用紙に作品という形でケルンの石を置いていると思うと、続いていくものとして書かねばと思います。悩んでる暇があったら書こうと。

みんな頑張ろう。

以上、キビナゴでした!


キビナゴレポート 山村教室はお試しありなのだ

2014-07-25

★受講生が発信する、山村教室の紹介記事です。書き手はキビナゴ初陽の2人で不定期連載


デパートやスーパーの試食って、なんだか罠っぽい。
口にしてうっかり「うまい!!」なんて言おうものなら、
「言ったよね、いまおいしいって言ったよね? じゃぁ買って」
というプレッシャーが迫り、ついつい買ってしまう。
買わされるといってもいい。うう……。
言質を取る、あれは心理トラップだ!

でも『お試し』って、とっても大事だよね。

そういうわけで今回のキビナゴレポは――。

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<キビナゴレポート 第4回 山村教室はお試しありなのだ>

どうも、キビナゴです。
梅雨明けしましたがジトジトシーズンにいいことがありました。山村教室に多くの見学者が来たのです。
梅雨だというのに老若男女、まさに鮨詰め状態で。
いつもは80人ほど入れる部屋の、数席にいるかいないかの見学者が、3人がけの机×4列ほどにびっしりと。

これはどうした事だ!
なにかあったのかっ?

ありました。
ご存知のお方もいるでしょうが、ちょうど『公募ガイド』という雑誌に塾長森村先生が教室の事をコメントしてくださっていたのです。
しかもしっかり、丁寧に。
ああ、なんとすばらしき塾長効果。

〈ワンポイントアドバイス〉
――見学者は1回限り、教室をのぞきに来ることができます。要予約。
テキストはその場で借りられるので手ぶらでオッケーです。――

見学者が来訪して目にするのは、いつもの講義風景。
講師のY先生がテキスト掲載分の作品について1作1作細かく指導して行くところをすべてナマで見て体感できます。途中15分ほどの休みを入れて、合計3時間も。

見学者は目撃するでしょう。厳しさに胃がきゅーっとなり、吐血したり号泣したりする教室生の阿鼻叫喚を!
嘘うそ。びっくりするくらいの静謐さに、きっと驚く。
しかし静かな教室生の心のなかは、「俺が」、「私が」と、明日の文芸界を統べる野望で荒ぶってます。
興味のある方はぜひ、教室に見学に来てください。

キビナゴは見学せずに教室に入ったので、その厳しさに初日から「俺はもう辞める!」と騒ぎました。
なんでこんなにメタメタに言われなきゃいけないのだ、キーッ!! と。

でも見学を経て入って来たひとはジェンナーに種痘を受けた少年のように平然とし、「俺もう免疫あるもんねフフン」てな感じで落ち着いてました。

大学にオープンキャンバスがあるように、教室にもオープン道場があります。ほんと、コレいい仕組み。

見学時に「いやはやこれは、なんというか、ハテサテ私には不要だな、フッ……」と顔をしかめながらも、ちゃっかりいろは会(入塾式みたいなもの)に来ていても、キビナゴは笑いません。そういうツンデレさん、好きです。

無料で講義聞けるこんな機会、利用しない手はないです。
それなりの月謝払って月2回の講義を受けてるひとの1回分の受講料、得するわけですからね。

今回キビナゴが目にした見学者のうち、果たしてどれくらいのひとが来ることになるのでしょう。
わかりませんが、来たなら共に研鑽しようぞ! 2次会でワイワイ騒ごうぞー!

あ、大事な事言い忘れてました。
教室の見学は試食コーナーみたく、『罠』ではないのでご安心を!

以上キビナゴでしたっ!!


キビナゴレポート  プロット研究会は物語の整骨院なのだ!

2014-05-24

★現役受講生が発信する、山村教室の紹介記事。書き手はキビナゴ初陽の2人。不定期連載です★


 鳥には鳥の、ひとにはひとの、魚には魚の骨格があります。
 飛ぶため、歩くため、泳ぐため、それぞれがそれぞれに適した骨格を持っておるのです。
『物語』も然りっ!
「物語……骨格——?」
 YES、それは、プロットです。
 てなわけで、今回は教室で行われるイベント、『プロット研究会』についてのレポートです。 

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<キビナゴレポート 第3回 プロット研究会は物語の整骨院なのだ!>

 ——プロット研究会——
 山村教室は、エンタテインメント小説の教室で、小説を書く際にプロットを立てることを推奨しています。

 プロットというのは作品の地図みたいなもので、ここから出発して、この川超えて山超えて、ここで穴ぼこ落っこちて、命からがら目的地に到着する。
 そういう道を示す大切なものです。

 プロットを書き、それのどこに穴があるのか、どこをどうすればもっとよくなるのかを先生、教室生とともに話し合うイベント、それがプロット研究会です。
 年に数回、教室ではこのイベントが開かれます。

 普段、提出作品について教室生は互いの批評はできません。禁止されているからです。
 でも、このときはそれができます。
 ええっ、そんなの嫌だなあとお思いのあなた。どうかご安心を。批評といっても「お前の作品きらい」とかそういうレベルのものではありません。「ここが不合理では?」とか「ここがいささか曖昧すぎでは?」というような建設的なものです。
 そして話し合いは淡々と。さやさやと進みます。

 こういうプロット研究会は、例えるなら、物語の整骨院といったところでしょうか。
 
 ですので施術される側が力んでよけいな力を入れたりしていると、
 バキッ! 「ぐぎゃあ!」
 ゴリッ! 「死ぬう!」となります。

 力を抜くことが大事。素直になることが肝要なのですね。そうすれば、

 「ここがね」ポキ「う」
 「こうね」パキ「あはん」
 となって、
 「どうです?」
 ときかれたとき、
「嘘みたいにスッキリしました! キャラがぐるぐるまわります! センセイ僕まだまだ書けそうです!」とあいなります。
 素晴らしいハッピーエンドですねえ。パチパチパチ♩ 
 事実、研究会でのアドバイスを経て、しっかり世に出た作品もあるのです。これって凄くないですか?

 なので、作品を書きあぐねているそこのあなた! 路頭に迷い、どうしていいかわからなくなったとき、物語のどこかがこわばっているのだけれど、それがどこだかわからなったら、プロットを持ってこちらにいらっしゃいませんか? 
 プロット、診せに、顔出しませんか?

 手練の物語整骨師がストーリー背骨のゆがみ、直しますっ! 
 ボリリッ!! とね☆

 
 以上、キビナゴでしたっ!


キビナゴレポート 山村教室の通学範囲は無限大 ∞ !

2014-04-02

★受講生が発信する、山村教室の紹介記事です。書き手はキビナゴ初陽の2人で不定期連載


キビナゴの故郷は東シナ海に浮かぶ島、甑島(こしきじま)です。
この春、20年以上島と本土を結んでいた高速船が引退しました。
1時間ちょいかけて本土と島を結んでいた船です。
ホント、お疲れさまです。

どこでもそうですが、トラブルなくキチンと行き来するのは大変です。……教室もネ。

――というわけで、今回は受講生がどれくらいの時間をかけて教室に通っているのかというレポートです!
早々と……プシャアッ!!
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<キビナゴレポート 山村教室の通学範囲は無限大 ∞ !>


山村教室は学校ではないのですが、まぁとりあえず『通学』っつーくくりで、ゴホン。
えっと、キビナゴは大変な出不精です。
どれくらい出不精かというと、1時間かけてどこかに出かけたら、もうそこに一生住みたくなるほどです。←帰るのがめんどうなので。

今、キビナゴが住む街から、教室のある渋谷までは電車で1時間はかかります。
これはキビナゴにとっては大変な長距離です。
遠征です。まさにSHIBUYAイスカンダルです。

ではキビナゴ以外の方々は、どういうところからかよってらっしゃるのでしょうか?

開講式の自己紹介のとき、キビナゴはタテ線背負っていいました。「渋谷は遠か」と。
「わたしの故郷の九州では、1時間電車で移動すると方言が変わるとです。通うのに1時間かかるなんてとんでもなく遠かです」と。

すると、

「僕は新幹線でかよっているよ」

「私は北関東の○×市から来てます」

「そういえば東北から来てる方もいるね。北海道や九州から、飛行機で来るひともいるよ」

という声があがって、マママジすかとひっくり返りました。
目が点です。キビナゴしょぼんです。

中央線とか井の頭線というレベルじゃない……。

(キビナゴは中央線と井の頭線を使ってかよってます。もちろん、日帰りで)

かようのに1時間かかることを「遠い」と言うキビナゴって……ああ、なんて情けない。
負けました。orz

以来、キビナゴは渋谷を「遠い」と言わなくなりました。

かわりに「淋しい」と言うようになりました。

なぜそういうふうに言うようになったのかは自分でもわかりません。

きっと、その辺が文学です。(?)

なんつーか、そういうわけですので、リアルに月から来る以外は渋谷を遠いと思わないほうがよさそうです。

キビナゴはもう、1時間は余裕でっしゃあ!
魚醤ブリャブリャアッ!! ←ニューバージョン。

追記:教室通うのに学割はききませぬ〜。

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