初陽のHAPPY DIARY! 二次会、山村軍団、侮るなかれ!

2014-09-09

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★受講生が発信する、山村教室の紹介記事です。書き手はキビナゴ初陽の2人で不定期連載

お久しぶりです。山村教室広報担当の庵地初陽(あんじ はつひ)です。陽射しも次第に秋へと変化していますね。
さて今日は、講義の後の二次会の風景について、お話しします!

前にちらりと書きましたが、山村教室では講義の後に必ず二次会が催されます。
場所は講義が行われる渋谷道玄坂の「フォーラム8」界隈の居酒屋で、会費は3000円程度。
時間は講義が終了した午後9時過ぎから11時くらいまでです。
前金制なので、払って、飲んで食べて、その後はいつ帰ってもOKなので、皆さん電車などの都合で帰る時間はまちまちです。もちろん強制ではないので、いつも希望する方だけが参加しています。
「それって、単なる飲み会だよねぇー?」と、思ったあなた、侮るなかれ!

その日に講評された受講生を中心に、山口先生を囲んでさらに深い話を伺うことができます。
講義の最中にはできないような細かい質問をするには、まさにうってつけの場なんです。
自分の作品はもちろん、他の受講生の作品についてのご指導をそばで聴くことも、すごく参考になります。もちろん、これから書きたい話についての質問をしてもかまいません。講評された方が優先ですが、それ以外の方でも時間があれば答えてくださいます。

「じゃあ、山口先生のそばに座らなかったら、参加してもただの飲み会ってこと?」
ちょっと待った! 侮るなかれ!

二次会には、主任講師の山口先生以外にも、編集者の先生方がいらっしゃいます。そして毎回ではありませんが、OB、OG作家が参加する場合も! つまり、プロの意見や考え方を聴く貴重な場なんですね。

そして、プロばかりではありません。山村教室の受講生の先輩たちが、またまた侮れないっ! 
小説家になるための努力を惜しまぬ手練れ(てだれ)の者がそこかしこに潜んでいて、新米のわたしとしては、どのテーブルに行っても勉強することばかりです。

ある日の二次会のことです。わたしも勇気をふりしぼって、山口先生に相談しました。
「あのう、ダメ男に翻弄される女の子の話を書きたいんですが……」
すると山口先生は、即座に数冊の小説と映画のタイトルを挙げてくださり、さらにそういう話を書く時に注意すべきポイントを色々な角度から、教えてくださいました。まさに目からウロコな指摘も多く、いつもながら勉強になるなあと感動しました。

その後、他の席に移動して、「山口先生に相談したら、この小説とこの映画がオススメって伺って……」と何気なく話したら、他の方々からも、出るわ出るわ……。
「それって、プラトニック? なら、あの小説は? あと映画なら……」
「男の肉体に翻弄された女なら、あの映画もいいよね。あとは、小説だとあの作品の心理描写がすごい……」
「わたしは、あの小説がいいと思うけど。あと、昔のドラマで……」
ち、ちょっと待って! みんな、速すぎるよう。メモメモ……。

山村教室に入ってから確実に、読書や映画・テレビ鑑賞など、興味の幅、視野が広がったと思っています。
山村教室で教えていただいた作品を味わうことで、未知のジャンルに足を踏み入れることができました。
また皆様、ものづくりの視点で捉えていますから、作品を鑑賞する眼差しも非常に勉強になります。

講義の時には十分程度しか休憩時間がありませんから、山口先生とはもちろん他の受講生の方々とも、お話しできるチャンスがほとんどありません。講義を見学にいらした方は、静かな空間だなあ……という印象を持たれるかと思います。
二次会は講義とは異なり、リラックスした雰囲気で、さまざまな知識を吸収できます。

例えれば、今までは町の小さな本屋の品揃えで満足していたのに、いきなり神保町の書店街に連れて来られ、しかも目利きのガイドによるアドバイスつきで大型書店や古書店などを巡り歩いている感じです。
山口先生率いる山村教室軍団、侮れません。

もちろん、そこで得た意見や紹介された作品をそのまま自分の小説に流用しちゃうなんて、絶対にNGですよ。
作家を目指す以上、他人のコピペは厳禁、自分の力でオリジナルを生み出すのが鉄則です。でも、話題に上がった作品に触れることで、発想の方法や物語のバリエーションなど、確実に自分の引き出しが増えていきます。

山村教室は、技術や経験の差こそあれ、共に小説を生み出すという難行苦行に挑む人々の群れです。
勉強することばかりですし、とても刺激になります。そりゃあ、そうですよね。小説世界で読者を楽しませ、唸らせることを生業にしている、またはそうなるべく努力している集団ですから、パワーがあって当然です。

はっ!! 今、気づきました……。
わたしは……何も……提供していない!!
ガーーーン!
いつも教えてもらってばかりで、情けないです。いつかわたしも立派な軍団の一員になれるよう、精進の日々を送ります!
ではまた! See you next time!


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