» 未分類のブログ記事
さて、本来の目的は着物ショーでしたが、観光もバッチリしてまいりました。
なんといってもバルセロナは建築の街。
ただ歩いているだけでも街並みが楽しく、ガウディをはじめモデルニスモの建築家による建物が当たり前のようにそこにある。
闘牛場跡の建物が、こんなふうにオサレなデパートになっていたり。
んもう、窓の日よけに紫を持ってきちゃうセンスがスキ!
こちらはガウディのカサ・ミラ(左)とカサ・バトリョ(右)。
それからガウディといえばのサグラダファミリア。
中に一歩踏み込んだ瞬間、涙があふれて止まりませんでした。
世の中には、「これを見ずして死ぬなんてもったいない!」というモノがたくさんありますが、間違いなくその一つだと思います。
完成したら、ぜひもう一度見てみたい。
ウィキペディアでは、「公式発表ではガウディ没後100周年目の2006年に完成するとされている」と書かれていますが、スペイン人曰く「たぶん無理だろう」とのこと。
何十年後になるのか……。頑張って長生きします。完成形を見るために!
こちらはグエル公園。
ガウディの建築はよく「奇抜」と言われますが、実物を見ると極めて自然なのだなぁ。
すっかりガウディさんのファンになってしまいました。
でもガウディさん、気難しがり屋で女性にモテず、生涯孤独だったそうです。
そりゃまぁね。こんなにこだわり強い人、ついていけんわな。
でも大好きです。
ハードスケジュールながら本場フラメンコも楽しめました。
No.1ダンサーが男性で、たしかに素晴らしい足さばきと表現力!
しかしフラメンコギターのお兄ちゃんが超イケメンで、気づけば彼の写真ばかり撮っておりました。
イケメンにはたいして興味がないと思って生きてまいりましたが、どうやらラテン系のイケメンは大好物みたいです。
はぁ~。かっこいい!
ともあれ念願の着物で観光もかないましたし、満足満足。(逆光ですが)
さて、次はどこで着物ショーしましょうか♪
スペインでの思い出でもつらつらと書きとめておきましょうか。
「スペインで着物のショーをして来ます」なんて、なんのこっちゃい? と思われたことでしょう。
実は私が加担している社団法人「江戸笑店」がバルセロナで着物文化を広めている kimono club Balcelonaさんとコラボして、ヨーロッパ最大級のマンガイベント「サロン デ マンガ」のメインステージにて45分にも及ぶ着物ショーをさせていただいたんであります。
「サロン デ マンガ」はまぁ、東京ビッグサイトみたいなもの?
会場の様子はこんな感じでした。
日本のアニメはやっぱり強い!
かわいいメイドさん軍団がいたり、麦わらの一味がいたり、涼宮ハルヒがいたり、カップヌードルのブースが長蛇の列でなぜかみんなヌードルを啜っていたり。
きっと彼ら、私なんかよりずーっと日本のアニメに詳しいでしょうね。
こちらがショーをやらせてもらったメインステージ。
ちなみに今年のテーマはサムライ。
着物や日本文化の説明をただするだけではつまらないので、オタクな彼らにウケるようコスプレなんぞも織り交ぜてやらせていただきました。
江戸笑店スタッフの男性二人が必死に殺陣の練習をし。
着物でパラパラコーナー(スペインでは今パラパラが大人気らしい)のためにパラパラ隊は頑張って振りを覚え。
でも前日のkimono club Balcelonaさんとの初合同リハでパラパラの振りつけが日本勢とスペイン勢で微妙に違うことが判明して夜中までホテルで猛特訓したり。
殺陣用に用意してもらった刀が居合刀だったため、「ムリムリ。切れるって!」と大騒ぎをして急きょ木刀を手配してもらったり。
ハプニングやトラブルは山積みでしたが、ともあれショーは大成功でした。
ショーのもよう。 2分バージョン 45分フルバージョン
えっと、私は最初のほうに「るろうに剣心」のコスプレで登場して(照)、パラパラを踊りきってから怒涛の早着替えでラストの着物ファッションショーにターコイズ色の着物で再登場しております。
15分で脱いで着替えてだったから、改めて映像を見ると着付けがぐずぐずです(汗)
コスプレはめちゃくちゃ恥ずかしかったんですが、登場した瞬間「キャー!」と黄色い声が上がり、そのおかげですっかり「ソノ気」になっちゃいました。
キャーキャー言われるの、好きみたいです。
舞台開始直前の一コマ。
ハイ、オレンジのヅラを被っているのが剣心ですね。
改めてみるとやっぱり、ハズカシイ……。
どういうわけだか、twitterのアカウントを取ってしまいました。
@kiku_sakai であります。
よろしかったら、フォローしてやってくださいまし。
こんにちは。
バルセロナから無事帰国いたしました。
濃い~思い出はいろいろあるのですが、その前に。
帰国と同時に新刊見本が届いていたので、そのお話をば。
11月11日に、文藝春秋よりようやくの二冊目が発売されます。
その見本が届いたのですね。
ほら見て。可愛い♪
イラストを手掛けてくださったのは、知子と書いて「ちこ」さん。
HPのイラストもステキすぎて、すっかり大ファンです。
http://tkhz-chi.sub.jp/2top.htm
文藝春秋のHPにも、すでにUPされておりました。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784163810003
冒頭が立ち読みできます。よろしければ。
最近のコメント