新年あけましておめでとうございます。
1月4日。2012年も本格始動です。

といいつつ、暮れからアヤしかったのが、新年早々、本格的な風邪っぴきとなりました。
2012年の目標のひとつに「頑健な体になる」、という項目があるのですが、のっけから崩れました。とほほ。
しかも! 1月1日、最終候補に残っていた地方文学賞の落選が発表されるという、まことに打たれ強さに磨きをかける年頭となりました。

ま、先は長い。おまけに今年は閏年です。あと362日あるから焦らず目標を達成していきましょう。

目標といえば、ライター仕事とは別に創作としての物を書き始めたころから、座右の銘としているのが、タイトルの「夢見つつ深く植えよ」です。

身近な友人にはこれまでも話していますし、エッセーの仕事でも書いたことがあるので、またかと思われる方もいらっしゃるやもしれません。まあ許されよ。

『夢見つつ深く植えよ』は、ベルギー出身でアメリカに亡命した、孤高の女性作家メイ・サートンの著作です。
メイ・サートンは、作家といっても小説よりも、詩、日記、回想録などの作品の多い、広く著述業といったほうがいい人物かもしれません。

では、わたしはその作品に心酔しているかといえば、そうでもありません。あらら。
『夢見つつ──』も、身辺日記のうちの一作で、46歳にして初めて自分の家をもち、孤軍奮闘しながらも庭仕事に楽しみを見いだしていく、というものです。
作品にとても心打たれたというのではなく、メタファーとしてこの言葉がすばらしく自分の気持ちにぴったりとしたのです。
言ってみれば、タイトルだけで強い影響を受けたという、それはそれですごい本だと思います。

たとえ雪に埋もれた季節でも、花が咲き誇る庭を夢見る。
美しく花を咲かせるためには、深く種や球根を植えなければならない。

どんな分野であれ、人が何かを成し遂げようとするときには、カチリと心に嵌まる言葉ではないかと思います。わたしにはそうでした。いまもそうです。
そして、その精神のみならず、字づらも響きもとても美しい。

1960年代に同性愛者であることを著作のなかで明かしたメイ・サートンは、勤めていた大学も追われました。平坦な人生ではありません。たいそう厳しい道を自ら選んだとも言えます。

さあわたしも「夢見つつ深く植えよ」の心意気で、飽かず、くさらず、美しい花が咲くことを夢見て書いていきましょう!
時折ヘタレることもありますが、それも丸ごとわたしです。
年末の記事でおっぱいのことなど明かしたら、なんだかいろいろ書くのが楽になりました(笑)。

2012年も瀬生の「そのこのなんのその」をよろしゅうお願い申し上げます。

追記
メイ・サートンの著作はみすず書房からたくさん出版されています。ちなみにわたしが一番良かったな、と思う作品は『独り居の日記』。書名どおりの内容です。

おまけ
夢見つつ深く植えて花開く水仙。地味だけど好きな花です。

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あけましておめでとうございます。

壁紙、華やかでいいですね。初春を感じます。

世の中が不安定で不穏で、先が見えない。個人の力のちっぽけさを感じる今だからこそ、「夢見つつ深く植えよ」のことばが生きてくるのだと思います。
いい、言葉です。

風邪の完治を願って。
今年も、よろしく。

☆龍香さん

ありがとうございます。
はい、明るくなりました!
世界は、日本は、sonokoは、少しでも明るい方向を見ていかなくちゃいけないんですもの。テンプレートだって明るくなくちゃあね☆
旧バージョンでアップしたので、テンプレが明るくなったら冒頭の正月花の写真がヘンですね(笑) ※

さておき…。
もう15年ほど「夢見つつ深く植えよ」を文字通り座右の銘として、デスクの右端に貼りつけてあります。ポストイットですけど。
あ、これがいけないのか? 
墨痕鮮やかなる書にして額装するほうが効き目があるかしらん。てことはないか。はは。
いやいや、ホントに好きな言葉なんです。戒めにもなります。
さあ、今年も励んでまいりましょう! 

※やっぱりヘンなので(笑)写真外しました。2012.1.6

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