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文藝春秋さまの「オール讀物11・12月号」、表紙のロゴ下、〈大沢在昌×柚月裕子×今野敏「作家の稼ぎ」〉という鼎談、当教室で行われた講義の一部でございました。ご掲載ありがとうございました! 豪華すぎる鼎談です。オール讀物さまに掲載なんて、これ以上ない幸せです。
この号の巻頭グラビアは坂井希久子先生の「作家と着物」が眼福ですし、つい先日講義をしていただいたOB作家赤神諒先生も新連載開始と、まことにありがたい号です。
この教室に在籍していると、プロ作家はごく身近に感じられますし、文芸出版界の一端に触れるチャンスは増えます。だからといって、個々人の小説創作が劇的に変わるわけはなく、孤独でひたすら地道な作業の連続、それぞれの道をチクチクと突き詰めていって応募する、応募したら気持ちを切り替えて次に行くという、ひたすら鍛錬のルーティーンであることに全く変わりはありません。才能がなければ挫折の連続ですし、精神力も体力も問われます。でも、そういう過酷な耐久レースを勝ち上がって次々と本を出し続ける諸先輩や、愛読していた偉大な先生方がこうして存在しているのだなぁ・・・と目の前で感じることは刺激的であり、大変ありがたく、創作を継続する活力になると思っています。
