★受講生が発信する、山村教室の紹介記事です。書き手はキビナゴと初陽の2人で不定期連載
時の流れは一定ではありませぬ。
充実したときは短く感じ、そうでないときは長く感じる。
教室で過ごす時間もまた然り。3時間という講義時間を短く過ごす秘訣を今日はご披露しませう!
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<キビナゴレポート 第6回 講評時間を左右する、充実のための下準備!>
山村教室の講義時間は夕方6時から夜9時までの3時間です。大学講義でいうところのふたコマですね。
お、いま気がついた。そうだ。教室は大学の夜間部みたいだ。
『山村文芸大学道玄坂キャンパス。在籍生徒百数名。募集は年2回(予定)、欠員次第。現役作家も絶賛在籍中!!』おおそれらしい。かっこいい!
話を戻します。
えっと、講評対象作を下読みをして講義に出ないと、
「うん? えっ? はっ?」てなうちに時間を過ごし、講義の時間を無駄に長いものと感じます。これはすごくもったいない。
しかし講評対象作を下読みして出ると、
「おお、やっぱりそうか! うおう、読んだときの違和感の謎はそこか!」といろいろ気づかされ、3時間を充実したものとして短く感じながら過ごせます。
講義で長年の疑問が解けたときなど嬉しさのあまり、ひとりクククと笑います。宇宙の真理を獲得したような感覚で。
もうおわかりですね。
講義時間を短く過ごす、長く過ごすかを決めるのは、ちゃんと講評作品を読んで来るかどうかにかかっているのです。
講評作を読んでくることが、教室での時間を短く過ごすための充実作法『基本のキ』!
そうそう、講義のとき1回聴いだけではわかなないこともあるので、録音してあとで聞き直すというのも充実作法のひとつです。特に自分の講評は録音を欠かせません。
しかし、講義に出られないときも当然あります。そういうときは教室の「メンバーズルーム」というネットサイトに先生の講評がアップされていますので、それを読みながら講義を想像――♩
下読みするとき「Y先生ならここ突っ込みそう」とか「褒めそう」と想像するのも良いですね。
講評時、評がぴしゃりと想像通りだったときなど「やった」と思います。頭のなかに先生を常駐させるのに一歩近づいたと。
つまりはこうして、アドバイスを身体感覚にまで染み込ませるのが学びの『基本のキ』なのかな、最近キビナゴはそう思います。
以上が今回のキビレポです。みんな下読みしましょうぞーっ!!