猫招きがお届けします――第1回 自主性

★受講生が発信する山村教室の紹介ブログです★

猫招きがお届けします――――第1回 自主性

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 皆様、こんにちは。
 先輩から受講生ブログを引き継ぐことになりました、猫招きと申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 さて今回は、「山村教室の真実」についてお伝えしたいと思います。
 何? 
 いきなり大袈裟なタイトルじゃないかって? 
 はい、自分でもそう思います。
 でもね、この文章を読んでいるあなた、もしかして山村教室にこんなイメージを抱いていたりしませんか? 
 例えば―――

a.通うだけで、めきめき小説が上手くなってデビューできてしまう!
 
 とか、

b.流行作家に確実になれる方法を手取り足取り教えてもらえる!
 
 みたいな。

 いやー本当だったら何と素晴らしいことでしょう! 
 でも残念ながら、このどっちもがハズレ。
 どこに行ってもそうですが、世界というものはそう甘くはないのであります。

 まずaのほう。
 
 ただ漫然と通うだけじゃあ、上達は望めません。
 原稿を書き、年四度あるテキスト〆切までに短編なり中編、長編の一部なりを提出。後日、それに対する講評を先生から受けるというのが(強制ではありませんが)基本になります。
 また講評ですから、耳当りの良い言葉で褒めらるとは限りません。
 むしろけなされるのが当然というくらいの気持ちで臨まないといけないような、先生の愛のこもったダメ出しを受けることが日常なのであります。

 そしてbのほう。
 
 指導は、さっきも書いたように提出された原稿に対する講評が基本。すでにある作品について、「こうしたらもっと良くなるんじゃないでしょうか」という意見はいただけるものの、「ゼロの状態から手取り足取り」で凄いアイディアを教えてくれるわけではありません。
 無から有を創り出すという苦労(あるいは楽しみ)を負うのは、あくまでも受講生自身なのです。

 というわけけで、教室で行われていることは至極地道で真っ当。小説上達は、先生の指導とともに受講生の自主的努力が大きく問われるものになっております。
 (などと書いている私自身が努力を欠かさないようにしなければいけませんね。もちろん)

 さて、ブログ初回ということで力が入りすぎたのか、大分かたい内容になってしまいました。
 ちょっと反省です。
 次回はもっと肩の力を抜いて書いてみようかと思います。
 ではまた!
 

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