思い起こせば『オール讀物新人賞』をいただいたのが2008年。

その翌年、受賞作を含む短編集「コイカツ」を出していただきました。

それが2013年5月10日、文庫になって発売されます。

タイトル一新。「こじれたふたり

 えろかわなカバーイラストはミホシさんが描いてくださいました。

 ありがとうございます。

 

 受賞前後の作品だからきっと恥ずかしいくらい下手なんだろうなー。

 そう思って文庫版のゲラをいただいたとき担当さんに

 「どの程度手直ししていいもんですか」と確認したくらいだけど、

 いざ読んでみると「お、なんだ私。オモシロイもん書いてんじゃん」

と感心してしまいました。

たしかに下手なところもあるんだけど、行間の取り方など潔く、「これはこれでよし!」

ほぼ手直しせずにおきました。

当時は「こ、これって面白いですかね?」とびくびくオドオドしていた気がするけれど、

ハッキリ言います。オモシロイぞー!

 

中身は当然単行本の「コイカツ」と同じなので、タイトル違うからって間違えないよう要注意!

「コイカツ」持ってるけどこれも買うんだ、というコレクター気質な方はもちろん大歓迎です。

どうぞよろしく。

 

コメント & トラックバック

おめでとうございます。
もちろん、面白いですとも!
コレクター気質ではありませんが、是非是非購入させていただきます(^-^)

受賞作を読んでファンになった僕としては、これは買いです!
楽しみです(^^)

>kazuさん
ありがとうございます。
文庫版で読むと雰囲気くらいは違うかもしれませんねー。

>kinuyamaさん
ありがとうございます。
収録四編のうち三編が受賞前に書いた作品なので、なんかだいぶ自由です。

おめでとうございます。
店頭にいっぱい並ぶといいですね( ̄▽ ̄)

>ひろさん
ホント、いっぱい並んでくれるといいんですけどねぇ。
目立つところにどーんとね。

書店で、こじれたふたりを見初め購入、即読了。そのなんとも言えない個性とセンスに溢れた希久子ワールドにはまり、半ば中毒的?に、立て続けに迷子の大人、崖っぷちの鞠子、秘めやかな蜜の味、羊くんと踊れば、とこの1週間に購入・読破。描かれている人物像ですが、イキイキと魅力的かつタフな女に比べ、男がやや線が細くチョイとばかり可愛い過ぎる?きらいあれど、テンポ良い文体も心地よくオモロくて、大いに楽しめます。どうもありがとう!現在泣いたらアカンで通天閣を読み始めたばかり。これもじつに楽しみです。

>ジャックのパパさん
お返事が実に遅くなってしまってすみません。
そしてたくさん読んでいただいてありがとうございます! 作者冥利につきます!
また秋くらいに出ますよ(たぶん)。
面白い作品に仕上がってます。よろしくお願いします。

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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