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先日、「上田秀人先生の著作100冊突破を祝う会」という催しがあり、運営スタッフが潜入させていただきました。
上田秀人先生は山村教室のOBで、時代小説と歴史小説を中心に書かれている人気作家です。
(デビューは1997年、小説CLUB新人賞佳作「身代わり吉右衛門」)
大坂在住の先生ですが、ご多忙を極める中、教室にもよく講義にいらしてくださいます。

ホテルのバンケットルームで行われた「祝う会」の発起人には、日本を代表する大手出版社の社長様のお名前がズラリ。
会場に入ると先生の著書が発行年順に陳列されており、最初の本が出たのが2001年。約15年間で100冊を超えられたそうですが、本が整然と並ぶテーブルを、とても長く感じました。
どの本にもユニークな主人公とそれを取り巻く人たちのドラマがあって、それぞれの世界の中で独自に進んでいく100冊。
100冊分の世界を生んで世に送り出すって、神様に近い仕事だよなぁとしみじみ。
史実を基にした時代物であっても、隅々までユニークな世界であることは上田先生の小説を読むとよく分かります。ただ一つの世界が続々と創造されていき、そこに魅了される読者が増えていく……全く素晴らしいことですね!
出版社のトップに続き、先生のお身内や関係各位も登壇されてスピーチ。とても立派な「祝う会」は、終始温かい雰囲気で進む和やかな会でもありました。

上田先生、おめでとうございます。
これからもどうかバリバリと書き続けていってくださいまし。
そして引き続き、山村教室になお一層のご指導のほどお願い申し上げます。