森村誠一・山村正夫記念小説講座(森村山村教室)に寄せられるよくあるご質問のQ&Aです。
- 講義というのは、どんな内容なのですか?
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当教室では、受講生による作品の提出をベースに、講義が行われます。主任講師が提出された作品すべてを、順番に講評していきます。受講生の実作を例にして、エンタテインメント小説の書き方や、プロットの立て方、キャラクターの描きわけなどを、細かく論じていきます。また、年に何回かは、ゲスト講師として、プロ作家をお招きしております。主任講師が選出したいくつかの作品につきましては、プロ作家の方に、さらなるご高評を頂戴しております。
- 主任講師は、どんな先生ですか?
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教室の主任講師は、山口十八良先生という編集者の方です。そのほかにも、ベテラン文芸編集者の方々がレギュラー講師陣でおいでになり、アドバイスをしていただける場合も、多々ございます。山村教室では、受講生同士による作品評を禁じております。受講生の作品を批評できるのは、文芸編集者かプロ作家のみという、故・山村正夫先生の創設ルールを遵守しております。
- 地方在住で、通信受講か、原稿添削が希望ですが、できますか?
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講評対象者は、教室で自作の評を聞かれることをおすすめします。しかし、受講生のみが閲覧できるウエブサイトに、主任講師による全作品への「講師直筆録」が掲載されますので、講義の復習として、あるいは、出席できない場合などは、それを読んで受講とすることも可能です。また、講義の音声を聞くこともできます。しかしながら、原稿添削に類することは、やっておりません。受講生の作品に対して各講師が評を述べますが、それをどう受け止めるかは、各人の判断にお任せしております。
- プロ作家志望ですが、まだ書いたことはありません。入っても大丈夫でしょうか?
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初めて書かれる方でも、もちろん大丈夫です。受講生は皆、勉強中の初心者ですが、入会に際しましては、小説執筆への熱意と意欲を示してくださる方を歓迎するという意味で、自作短編を書いていただいております。なお、本講座は、エンタテインメント小説でのプロ作家育成を第一義としておりますので、その点はご了承ください。
- 受講には短編提出が必須だそうですが?
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山村教室は営利団体ではないので、受講生数を増やし、収益をあげていくことを目的としておりません。退会者の数だけ、新しい方をご案内していくという基本運営方針は従来通りでございます。入会希望の方が多くいらっしゃいますので、短編を提出していただく受講申し込みシステムにしております。しかしながら、大変光栄なことにそれでもお招きしきれない状態が続いていますので、【ウエブ聴講コース】を設けています。入会待ちの期間をなくし、まずはリモート受講で積極的に学んでいけるシステムです。
(●受講申請について……詳しくはこちらをクリック! 【新規受講生募集】) - 原稿の印刷代はいくらになりますか?
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リモート受講の【ウエブ聴講コース】や、本入会後半年間の【掌編会生】のうちは、印刷代は一切かかりません。本入会になりますと、受講料が毎期(=3カ月)2万8000円になります。これは、原稿を提出されない方もお支払いいただきます。原稿を提出された方は、別途、印刷代がかかります。400字詰め原稿用紙約6枚で1000円です。各人受講料+印刷代を合算しまして、毎期振込みという形になります。
- 自作の長編300枚を、講評してもらうことはできますか?
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本入会後は、長編の特別査読も手配するシステムがございます。長編のテキスト掲載は、1回の提出原稿(1期分)で、100枚までとなっており、一気に300枚を掲載することはできません。ちなみに、短編は原則80枚までとしております。
- 教室にいるのは何人くらいで、どういう人たちですか?
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現在、受講生は120名ほど在籍しており、さまざまな職業の、社会人が多いです。当教室は、営利団体ではなく、有志が自主運営している「小説教室」でして、 筆歴も様々に、いろんな方が在籍しています。共に磨き合い、励まし合う仲間としても、取材や情報交換の場としても、個性豊かな方々が揃っていると思います。教室でのレギュラー講義以外に、「プロット研究会」や「日曜ZOOM勉強会」「ブレスト会」など、短期集中型の独自イベントも、有志で行っております。
- リモート受講はどんな感じですか?
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入会直後の【ウエブ聴講コース】では講義のYouTube動画視聴がメインになります。やがて、本入会となりますと、①来場受講、②リアルタイムリモートのZOOM、③事後リモートのYouTube動画視聴の三択で受講が可能です。リモート受講に関して追加費用等もかかりません。来場してしっかり受講するもよし、その後、自宅で復習としてYouTube動画視聴をするもよし…自由に選択していただけます。
