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4月6日に開講式を迎えた2013年度の山村教室。
この日は暴風雨の警戒ニュースがガンガン流れており、開講すべきかどうかまで案じたのですが、あけてみれば満員で大盛況。
今年のスペシャルゲストは、逢坂剛先生。楽しいながらも、たいへん深い小説作法をお聞かせいただきました。
1時間半のご講演で、会場内に立ち込める熱気に、思わず冷房のスイッチを押したほど。
後半の、名誉塾長・森村誠一先生との対談は、ノンストップの本音トークで刺激満載。
(先生、そんなことまでおっしゃりますか!?)という内容の連続でした。
あっという間に過ぎた3時間。ああ、楽しすぎるお話、もっともっと聞いていたかったぁ~。

しかし、我が教室の開講式の、特別講師ラインナップはすごいです。
2010年度 島田荘司 先生
2011年度 神崎京介 先生
2012年度 石田衣良 先生
2013年度 逢坂 剛 先生

そうそう、年度末の3月には、新井素子先生にもお越しいただきました。
さまざまな小説世界を代表されるトップスターばかり……本当にありがたいことでごさいます。

作家の小説作法は、それぞれにお話がまったく違っていて、その違いに魅力とパワーが詰まっていますね。
だからこその”先生”なのであって、そういう方々だからこそ、小説もおもしろいのだよなぁとしみじみ感じます。
超一流の先生方のお話が間近で聞けるというのは、畏れ多くも同じ道を志す者にとっては最大最高の刺激であり、そして、感動と興奮の中にも、必ずおのれの現状と引き比べて(じゃあ、自分はどうなの?)と考えさせられるのが常なのです。

雨にも負けず、大いに盛り上がりを見せた開講式。新受講生も10名お迎えして、今年度もスタートしました。

教室事務局近くの、2013年の桜。今年は満開になるのが少し早かったですね