本日11日、光文社文庫より「崖っぷちの鞠子」発売です!
6人の女性を主人公とした短編集。
現在を生きる女性の渇望感やら焦燥感やら、なにやら満たされない気持ち、
そういうものをテーマにお送りいたします。
以下、光文社のサイトより。
ウェブデザイナーの鞠子は不倫相手だった元上司と再会。精算した関係なのに「この男の子供がほしい」
という衝動に駆られ……。(表題作) 家出中の人妻、 美佐が転がり込んだのは7歳年下の女の家。
二人の関係を夫は知らない。(「肌恋い」)
仕事も家庭も恋も手に入れ、それでも心と体がなにかを渇望する現代女性のぎりぎりの思いを、優しく官
能的に描き出す恋愛短編集。
そしてナント! 解説が小池真理子さん!
「秘めやかな蜜の味」のときの篠田節子さんといい、解説ばかりが立派じゃありゃしませんか、
という声も聞こえますが、
ハイ、解説だけが立派です!
小池さんには初対面でハレンチなことをしでかしてしまい、それがしっかりと書かれております……。
でもね、まなざしが温かいんですよ。
ステキな人だなぁと、改めて思いました。
こんなペーペーの本に素晴らしい解説をいただき、ありがとうございます。
表紙はインパクトのある池田ハルさんのイラスト。
本屋さんでも目立つはず!
みなさま、よろしくお願いいたします。
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