光文社さんから一昨日、刷り上ったばかりの「小説宝石8月号」が届きました。
そう、私の作品が載っているやつです。

私の小説が紙で流通するなんて、なんて素晴らしいんだ!!!
ゼヒみなさんに読んでいただきたい。
感想をいただきたい。
酷評もど〜んと来い!

「小説宝石8月号」 光文社刊  ¥900 22日発売

坂井希久子の「想い出ひらり」は、P244〜ですよ!

本屋さんの、文芸誌コーナーにあります。
ヨロシク!

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はじめまして。
私も小説家を目指すものとして、このサイトは楽しく読ませていただいています。
宝石、読みましたよ〜!
もうプロの域ですね。文章はとても落ち着いていて、駆け足にならず、ラストまで読ませます。正直、あのブラックで救い無いような最後には驚かされました。

ほんとに小さな小さな気になったところをあげるとすれば、「〜までは。」という倒置法の文が二箇所ほどあったと思いますが、すらすら流れるような文体の中にあって、そこでハタと読む手が止まるような感じがして、若干浮いていたかなあと思いました。
まあ、森村先生が気にしないところを私がとやかく言うのも変ですけど……。

応援しています。
お互いデビュー目指して頑張りましょう!

>ユウキさん
貴重なご指摘、ありがとうございます。
そういう文章の癖って、指摘されないとなかなか気づかないものなんですよね。
「〜までは」うん、つい使ってしまったような気がする。気をつけます。
読んでくださって、ありがとうございました!
お互い、三年後には売れっ子作家といきましょう♪

こんにちは。
宝石、早速買ってきて読みました。
目次を見ると森見登美彦先生の横にでっかく名前が載っている・・・おお、すげーや。
知っている人がこんな風に掲載されているなんて、と感激しました。
面白かったです。伏線の張り方とか、登場人物の導入の仕方とか、凄いなあ、と。さすがキク様。
ただ、山口先生の手が随分入ったようなのでそのせいかもしれませんが、少しまとまり過ぎている気も。個人的には「レストルーム」とか、私がテキストで読んでいた頃の話の方が、登場人物がキレてた感じがしたんです。「え、こんなこと書いていいの」って読んでいて焦るような(笑)
なんか、偉そうなこと言ってすみません。私には到底書けないのに。ああ、このブログを読んでいる全国のキクファンからカミソリを送られてきたらどうしよう・・・。
でも、プロフィールに「SM女王として勤務」と書いてある時点で、もう貴女は作家だと思います。しかもキク様には美貌という武器もある。あとはその道(どんな道?)をばく進するだけです!
私も頑張らなくっちゃ。

>ミホさん
お久しぶり!
読んでくれてありがとう。
うん、教室の和○さんにも、「坂井作品にしては小粒」と言われました。
うぅん、まだちっちゃくまとまりたくはないよなぁ……。
ミホさんのアドバイスを胸に、これからでっかくはじけていこうと思います。
あ、プロフィールの「女王様」は、編集者が「ここに食いついてくる出版社があるかもしれないから」と、少しでも門戸を広げるために書いてくれました(笑)
食いついてくれるといいんだがなぁ。
ミホさんも、いろいろと忙しいでしょうが、書いてますか。
お互いに、がんばりましょう!

「想い出ひらり」 しかと拝読いたしました。

これまで、すずの音に誘われてパソコンのディスプレイ越しに
接してきた作品達とは異なり活字となった作品に触れ、頁を
めくる度にえも言われぬ感慨に耽りました。
私自身文芸作品に対して「良し悪し」を語る術はございませんが、
活字離れの著しい自分でも一気に最後まで読み通せるほど引
き込まれました。
kikuさんの作品が持つ独特の手触りが好きです。
森村氏曰く「本領発揮」されるその日まで引き続き心から
ご期待申し上げます。

追伸:“女王様”はもう“見習い”ではないのですね…
    

>B☆Bさん
ありがとうございます!
忙しい現代人、やらなきゃいけないことなら山ほどあり、娯楽もたくさんの選択肢がある。
そんな中、最後まで読んでいただけるというのは、すごいことだと思います。
お時間頂戴いたしました。
本領発揮は……うぅ〜ん、いつのことか??
でもあの作品は、最近の坂井作品をよく知る人からは「坂井作品にしてはやや小粒感」という感想をいただいたので、もっと大粒のが出てくるんじゃないかと思います。
今後とも、よろしくお願いします。

あ、女王様はもう2年もやってますから、さすがに見習いではございません。

こんにちは。
初めてコメントさせていただきます。実は私も前回のオールで最終に残った者の一人で、勝手にKIKUさんをライバルと定め、このブログを励みと参考にさせていただいていたのですが……。
「想い出ひらり」、拝読いたしました。
うーん、うまいですねえ〜。描写の巧みさだけでなく、伏線の張り方や登場シーンの少ない「父」の描き方など、唸らされました。そうですか、あれで「小粒」ですか……。

あのー、できればもう「プロ」ということで、次回のオールにはもう出さない、としていただくわけにはいかないでしょうか? ああ、でも早くも「日本ラブストーリー大賞」の原稿を書き上げたというkIKUさんのこと、オールにもほかの賞にもガンガン応募していかれるのでしょうね……。はい、私も頑張ります。書かなきゃ書かなきゃ。

>マルヤマさん
おぉ〜。オール最終候補者ですか。こんなところに書き込みありがとうございます。嬉しい〜。後でオールチェックしてみよ♪
でも、こんなに私をやる気満々にさせるコメントをしておいて、オール出さないで、なんて、無理でしょう〜。
出しますよ。ガツンと出します。どすこいです!
そんでもって近い未来にお互いプロ作家としてお会いして、「ああ、アナタですか!」って、握手しましょう♪
それにしても次回からのオール、かなり激戦になりそうですね。いったい応募総数、何編になることやら……。

『思い出ひらり』拝読しました。

女よ思い上がるな、というのは誉めすぎかもしれません。
男を惑わす無垢な女の原罪はともかくも、
男という生き物はこれほど弱くはないぞと
読みながら悔しい感情に囚われてしまったのは希久子さんの術中にはまってしまった証左なのでしょうね。
『宇治川〜』は女性が主人公だから安心して読めたのになぁ。。。

知らず内にファンになってしまったようです。
次回作にも期待しております。

                          剣児

>剣児さん
あら、安心して読めませんでしたか?
まぁ「男とは」ではなく、あれはあくまで「和史の場合」ですからね。ご安心ください。
読んでくださってありがとうございます。
これからも頑張りますよ!

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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