「動く歩道」を逆行しているような時ほど、足を前に前に出していかなければいけない。
たとえ見た目には一歩も進んでいなくても、正常な方向に歩いている人たちにいくら迷惑がられても。
少しでも立ち止まったら、あっという間にふりだしに押し流されるから。
そうやってかじりついていれば、「動く歩道」の流れが変わることはなくても無理矢理走り抜けていけるほどの脚力はつくさ。
「動く歩道」を逆行しているような時ほど、足を前に前に出していかなければいけない。
たとえ見た目には一歩も進んでいなくても、正常な方向に歩いている人たちにいくら迷惑がられても。
少しでも立ち止まったら、あっという間にふりだしに押し流されるから。
そうやってかじりついていれば、「動く歩道」の流れが変わることはなくても無理矢理走り抜けていけるほどの脚力はつくさ。
小説家目指してます、と暴露したときのつっまんねぇ反応NO.1。
「へ〜。夢があっていいねぇ」
あ、今ちょっと馬鹿にしたでしょ、と思うのは私がひねくれてるせいだけではなかろう。
そう言われる度に、ものすっごい違和感を感じます。
だって夢なんていうなんだか掴みどころのない、綿菓子みたいにふわふわと甘くてちょっとおいしそうなもの追いかけてるつもりは、まったくないんですもの。
私にとって小説は、業とか因縁とか、そういうもっとおどろおどろしいもんだ。
血とか肉とか臓物の臭気みたいに生々しいもんだ。
分かったか! ちくしょうめ!
ジャジャジャ・ジャーン!
ジャジャジャ・ジャーン!
「運命とはこうして扉を叩くものなのだよ」
あら、そう。
だったら「うるせえ!」って、叫び返してやる。
私の邪魔をするな。
私は
馬鹿で阿呆で大うつけだ。
だから
小説を書く。
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