小説家目指してます、と暴露したときのつっまんねぇ反応NO.1。
「へ〜。夢があっていいねぇ」
あ、今ちょっと馬鹿にしたでしょ、と思うのは私がひねくれてるせいだけではなかろう。
そう言われる度に、ものすっごい違和感を感じます。
だって夢なんていうなんだか掴みどころのない、綿菓子みたいにふわふわと甘くてちょっとおいしそうなもの追いかけてるつもりは、まったくないんですもの。
私にとって小説は、業とか因縁とか、そういうもっとおどろおどろしいもんだ。
血とか肉とか臓物の臭気みたいに生々しいもんだ。
分かったか! ちくしょうめ!
小説家というやつは、
「働かないとお金は手に入らないし、でもやりたいこともないし、しょうがないから働くか」
というきっかけで目指すもんじゃあないですよね。
どちらかというと、なりたいからなる!芸能人みたいなものだと思います。
>>「へ〜。夢があっていいねぇ」
目指すものがあるっていいね、という意味じゃなかろうかと思いますが、小説家になること自体はもう夢では無いんですよねきっと。最初はそうだったかもしれないけれど。
もしかしたら、「小説化目指してます」と聞き違えたのかも。ああ、本出して売れて印税がっちりなのね、みたいな。
う〜ん、ポジティブ。
うーんそうですね。夢と言われるとどうもね。
たとえば、サッカー少年たちにとって、プロ選手になることが夢だと云うなら、それまで。
プロを目指そうと思った子供は、それは夢でなく現であるはず。血の滲むような練習を積み重ね、自らの弱点を必死になって分析し、また練習をして……。とね。とても素敵なものじゃないですよね。
いつも思います。
泥沼に足を取られ、何度も転ぶけど、そこは海を越えた先にある場所ではなくて、地続きなのだ。って。
>つきいちさん
>>「働かないとお金は手に入らないし、でもやりたいこともないし、しょうがないから働くか」
というきっかけで目指すもんじゃあないですよね。
だって、なれない可能性のほうが圧倒的に高いんですもん。
しょうがないから、で出来る人はよっぽどの天才ですね。いいなぁ。
つきいちさんのポジティブシンキングを見習って、多少何か言われてもカリカリしないようにしたいものです。
もっと気持ちに余裕を持たないとなぁ。
>ユウキさん
うん、そうですよね。
夢ってしょせん、見るだけのものだし。
たとえ人から見ればどんなにとりとめのない夢であっても、当人にとっては、現実。
>>泥沼に足を取られ、何度も転ぶけど、そこは海を越えた先にある場所ではなくて、地続きなのだ。って。
ああ、ステキな表現。
そうですね。連綿と続いてゆく道です。
たとえ道なき道であっても。
確かに綿菓子のような夢しか持てずに生きている不幸者がたくさんいます。
でも生まれてきた以上は、本物の夢に苦しんで生きていくことが、自分の人生に対する礼儀であり、両親に対する恩返しだと思います。
年齢と共に、目標を実現させる力も成長していくもの。
まだまだこれからです。
>kimiさん
綿菓子のような夢すら持てずにいる人たちも山ほどいますけどもね。
うん、本当にこれからだと思います。
先日、知人が60過ぎで文庫デビューしました。
「諦める」という言葉を私の辞書から削除しようと決めた一瞬でした。
私もよくそんな返し方をされます。そして同じ事を思ふ…。つーか、ナメてんのかと。こちとら真剣なんだと。
>エセカリスマさん
お返事がたいそう遅くなってしまいすみません。
ようですよ、ナメとんか、って感じですよね。
悪気はないんでしょうが。
でも、悪気がないだけによけいタチが悪いとも言えますよね。
ま、周囲の声など気にせずに、わが道を行くのみですけどもね。
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