ブラスト!ブロードウェイバージョンを観に行った。
金管楽器、ドラム、マリンバ、ダンス、フロッグ、ポール、それに照明。
三位一体どころか、七味唐辛子なみにいろんな味わいがぎゅっと一つにまとまった、素晴らしいショウでありました。
もう、どこを見ていいやらさっぱり分かりません。舞台をところ狭しと使い、客席にまで進出して、演奏してくれちゃう。
ブルーを基調とした照明も計算しつくされていて、それを跳ね返して光る金管楽器そのものの美しさにも魅せられる。
特に、ドラムの石川さんは日本人ながら主要メンバーに食い込んでいる実力派で、かなりの有名人であるらしい。
マーチングバンドみたいにスネアドラム一つをお腹のところに提げて、ロールをするのだが、もうスティックが残像で止まって見える。なのに音はダダダダダダダダ、と際限なく続く。
頭がおかしくなりそうな超絶技法の数々であった。
ほかの人たちも、超人というか、変態の域なのだ。
観る前にビールを飲んでしまったので、酒に弱い私はちょっぴりおねむモードであったが、居眠りする隙すらないほどの派手な演出! これも見もの。
ショウだね。うん、本当にこれはショウだ。
涙が出るほど感動して、ものすごく幸福で、笑顔が顔に張り付いたままになってしまうほど。
ラストは拍手だけでは飽き足らず、率先してスタンディングオベーション。
それでもまだもの足らず、踊った。
この世に音楽があって本当によかったなぁ。
そんで、そんな世界に生まれてこれたなんて、素晴らしいことだなぁ。
と、生きてること自体に感謝した夜でありました。
この公演は9月9日までだとか。
チケットが完売なのかどうかは知りませんが、もしまだあるなら、そして時間とお金に少し余裕があるなら、これは是非観ておくべきだと思います。
う〜、楽しかったぁ。もう一度、いや、一度といわず何度でも、見たいなぁ。
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