10月ももうすぐ終わりですね。
毎年このくらいの時期になると、はっと気付けば年が明けています。
どれだけおぼろに生きているのだ、私は。
今年はそうならないよう、一日一日をジャージー牛乳みたいに濃い~ものにするぞ! ええ、今までは低脂肪乳並みでした。いやむしろ、クリープをお湯で溶かしたくらいのものかも。(ちなみに、うちの父はそれが好物です。砂糖を入れて甘くして、「クリープ湯」と呼んでいます)
昨日、とりあえず担当編集者さんにできたてホヤホヤの短編をお渡ししました。(というか、一方的に送りつけたんですが)
でもあれじゃまだまだGOサインが出るレベルには達していないでしょう。
何十回でも突き返されるの覚悟でおります。
先日の授賞式で、「昔の編集者は本当に厳しかった」というお話が出ました。
新人が原稿を持ってきても、ちらっと読むと「箸棒!」(つまり、箸にも棒にもかからない)とだけ言って
どこが悪いのかもアドバイスもなく突っ返されたものだって。
「今の編集者は優しくなったものです」
でも言葉づかいや対応は優しくなっても、小説に対する厳しさは一緒なのだと思います。
それでないと私も成長できないし、しっかり叩き上げていただこう。
厳しくされるとちょっと燃える。M……では、ないはずなのだけど(笑)
最近、小説の展開ばかり考えて、何をしてても頭はどこか違うところに行っちゃっていることが多いです。
それでも体が勝手に動いてくれるもので、はっと気付けばちゃんと乗り換えなきゃいけない電車に乗れていたりします。
毎日飲んでいる豆乳が切れていてスーパーに行けば、気付けばいつのまにか買い物が終わっていました。
買い物袋提げて帰宅して、冷蔵庫に買ったものを移しながらひとこと。
「あ、これ牛乳だな」
そういう小さいミスもありますが、ちゃんと日常生活を営んでくれる体さん、ありがとう。
アナタが丈夫だから、執筆しながらいつのまにか床で寝てしまっていても風邪ひとつひかずに頑張れます。
これからもっと酷使することになるだろうけどよろしくね。
受賞作、読ませていただきました。
うん、よかった。選考委員が手放しで褒めたのも納得できます。
題名もこちらの方がずっといい。
山本一力、このおっさん、やっぱりすごい。
うちの嫁さんが山本さんの大ファンで、私もたまに読んだりするのですが
時代劇はあんまり好きじゃないんだよなあ。
何はともあれ、次作も期待しています。
kiku先生
Kazuです。もう次作の真只中なのですね。
虫のいどころ、発売当日は仕事の合間に買い求めたオール読物をコピーして会議資料の間にはさんで読ませていただいたのですが、そのあとゆっくりと何回も読み返してます。
以前、このブログでどなたかコメントされてましたが、やっぱしKiku先生の暖かい人柄が、いろんなところに出てるんだなって、しみじみ思いました。
と同時に、最後のページの冴子さんの「どういたしまして」一言。 すごっく流れが締まって印象的でした。
Mっ気なくても、男は好きな女性からの小気味良いパンチ、、、ぞくってしますもん。。。朝夕寒くなりますね。お体あってのKiku先生、どうぞご自愛ください。次回作、楽しみにお待ちしてます。
>Jさん
すっかりお返事遅くなってすみません。
そして読んでいただいてありがとうございます。
山本一力さんが選評で「この作者はこれから多くの作品を生み出すだろう」みたいなことを書いてくれていたのがものすごく嬉しかった。
将来性アリ、と見てくれたのかしら、と浮かれたりしておりました。
私は時代ものもいつか書いてみたいですねぇ。面白そうですもん。
今やると頭の中がしっちゃかめっちゃかになりそうだから、あと3、4年くらいしたら。
>kazuさん
今日はどうもありがとうね。
本郷散歩、楽しみます♪
めちゃめちゃ読み込んでくれているみたいで、本当にありがとう。
さらっと読めてしまう作品なので、再読に耐えないのではないかと心配していたのでとてもありがたいです。
いろんなものを書いていきたいと思っているので、どうぞよろしく♪