お昼に、オール讀物の担当編集者Ⅰさんと打ち合わせ。

お渡ししていた原稿、頭っから書き直し。設定詰め直し。

「二週間でできますか」

の問いに、

「はい、充分です」

と答えてしまったため、

「じゃ、縮めましょう。10日まで」

とっても優しい笑顔でⅠさんそうおっしゃった。

 

愛のムチ……だろう、たぶん。

整体に通いつつ頑張ろう。

 

その後、においにつられて一人でうなぎ屋へ。

スタミナつけないかんもんね、とちょっと奮発。

自分を甘やかすのが大好きさ。

でも残念ながら、あまり旨くはなかった。

 

ただいま発売中の「オール讀物11月号」に載っている私の受賞作「虫のいどころ」(宣伝宣伝♪)に、目黒の寄生虫館が出てくる。

私は実際に、あそこに行った帰りにうなぎを食った。

もちろん一緒に行った友人からは「どういう神経?」となじられる。

でもそいつも結局食っていた。

 

関西人なのでたいていの食べ物は関西風が好みだが、うなぎに関しては関東風が好きである。

 

コメント & トラックバック

オール読物11月号ついに購入しました!
読ませていただきましたよ、『虫のいどころ』。
とても読みやすく、考えさせられる内容でした。
某先生が、「タイトル(男と女の腹の蟲)が作品の出来を貶めている」と仰っていましたね。私も正直、そのままのタイトルだとそうかなぁ、と読み終わって思いました。
非常に感覚的な感想です。お気を悪くされたら御免なさい。
写真もばっちり拝見しました。
某HPでも拝見はしていましたが。
ピンクさんに似てしゃくれてるだのなんだのという話が以前ありましたが、全然そんなことないですね。
綺麗っす。kikuさん綺麗っす。
天は二物を与えず、なんて言葉もありますが、kikuさんの写真と作品を拝見して、そんなの嘘よ!ということを改めて確認しました。
文才、美貌、女王の資質…
ま、まぁ、次は”最初の本”ですね。楽しみにしてますよ。
そういえば、今年も鰻、食べないとなぁ。(了)

>つきいちさん
お忙しいのに読んでくださってありがとう。
綺麗っすか。エヘヘヘ~♪♪♪
おだてると真に受けますよ♪
あのプロフィールの写真は、友人たちには評判が悪いです。
「表情が怖い!」「愛想悪っ!」って。さんざんです。
ともかく最初の本に向けて、めっぱいがんばりますよ~。
たいへんだけどすっごく楽しい♪

受賞作、22日の発売を楽しみにしてすぐに読んだのに、ちょっと忙しかったのと
著者ご本人に感想を伝えるというのは、なかなか簡単にはコメントできないなぁと
思っているうちに遅くなってしまいました・・・・
「虫のいどころ」僕はこれだけ奇妙な設定のなか男と女の思考の構造を深く掘り下げた物語
なのにここまで軽妙に読ませる、そして読んだあとに読者に爽快感を与えるのは
kikuさんの優しさとロマンティズムなんじゃないかぁと思いました。
男としては須藤先生との関係もちょっと期待しましたが・・。
あとタイトルは、僕はそのままがよかったなぁ~と。山本先生がおっしゃるんだから
間違いないと思いますが、かなり興味持ちましたもん。次回作本当に期待しています。
でも根詰めないでくださいね。
あとそうそう、鰻なら名古屋のひつまぶしも食べに来てください!

おはようございます。
次の掲載楽しみです。
受賞作、うっと、涙ぐむ場面がありました。
整体、きもちいいですよね♪

虫のいどころ、読ませていただきました。
こう、いろんな設定と伏線が(例えばネギ農家とか)無理なく、おさまるべきところにおさまって、さっくり最後まで読ませてしまう・・・今更ながら小説ってこう書くんですねえ。すごいなあ。
私は「初孫がどんな運命をたどったか母は知らない」
というくだりにホロリときました。
タイトル、確かに読み終わって元のタイトルだと
ちょっと合わないかもな、って思いました。
実際は爽やかで優しい読後感でしたが、タイトルだけ聞いたときは、もっとドロドロした話を想像していたので。
でも、ヨシさんが書いてらっしゃるように、元のタイトルの方が読む前に興味を引きますよね。本当に、題名をつけるのって難しい。
次の掲載、楽しみにしています!

>ヨシさん
読んでくださってありがとう!
気軽~にコメントしてくださったらよかったのに。
あの話は、自分の中でハッピーエンドしかありえないと思って書いたのでああなりましたが、優しさやロマンチシズムのかけらもない作品もありますよ~(笑)
タイトルから受ける印象は、人によってさまざまみたいですね。
私は、最初は「そんなに悪いかな?」と思いつつ変えましたが、結果としてよかったと思っています。うん、やっぱり前のはあの内容にはそぐわなかったかな、と。
ご指摘ありがとうございます、という感じですね。
ひつまぶし、めっちゃ食べたいっ!
名古屋は帰省の時に新幹線で通り過ぎるだけで降りたことがないので、一度うまいもんめぐりしたいなぁと思っております。
オススメのお店教えてくださいね。
>チョコジャンキーさん
あの話は喜劇とかドタバタ劇のテイストで書きました。
喜劇の中のホロリとさせる場面が、私は好きなのです。
涙ぐむところがあったというのは、うれしいですね。
次回作に向けて、んもうどうしたらいいのか分からんくらい頭のなかしっちゃかめっちゃかです。
昨日なんぞ、考えるのを放棄して遊びに出掛けてしまいました。
あと5日で50枚、しかも話の「起」「承」くらいしかまだ思いつかない……。
とりあえず書いてみます。
>ミホさん
小説の書き方、私なんてまったく分かっておりません。勉強することだらけで、大変。でも楽しい♪
タイトルは、ご指摘の通りもとのままだと確かにドロドロ感ありますよね。
サナダムシが腹突き破ってシギャーって出てきてもおかしくないような……いや、やっぱおかしいか。
本当に、タイトルは難しい。
選評であった、「書き込みすぎないこと」と「タイトルの重要性」は、山村教室でもいっつも言われていることなのに……全然身になってませんね(汗)
受賞後第一作でコケんように、がんばります!

ええええ

>匿名さん
驚愕ですか。
それとも眠気を我慢して「E」ボタン長押しですか。
たまに、PC画面二行分「お」とかで埋まったりしますよね。

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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