おやおや

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巷で話題の「1Q84」、先週フラリと入った本屋さんに、上巻が一冊だけありました。

ちょうどバタバタしている時だったから、すぐには読めない。

でも今買っとかないと、次に出会えるのはいつだろう。

来月になったら余裕で買えるようになってるかもしれないけど……。

とりあえず、買おう。

 

 

 

 

さて、ここしばらく小説のことや実家のハプニングなどに追われていましたが、今日になってちょっとひと息。

買っておいたアレを読もうと取り出す。

 

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 おや。おやおや?

お分かりですか。黄色いしおりヒモ。途中で継ぎ足されてる。

どんな遊び心だろうと思って下巻を確認してみると、こちらは普通に緑色の一本のヒモ。

黄色いヒモ、足りなかったのかしら……。

急いで重版かけたから、現場は戦場だったんでしょう。

本を作ってくださる方々の苦労が垣間見えたことでした。

ありがとうございます。

 

コメント & トラックバック

「1Q84」ですか、かなりの人気のようですね。
自分は今「出星前夜」という作品を読んでます。
1ヶ月で半分ぐらい読みました。。
仕事帰りの電車の中でしか読まないので1日数ページがやっとでして。
最近、ちょっとずつ本を読むようになって、「利休をたずねよ」も読みました。
自分の場合は、イメージがしやすい日本の特に戦国、江戸時代のお話が性にあってるようです。
話は変わりますが、踊りでストレス発散&運動不足解消はされましたか?
自分は、踊りに行くということはしないので、どんなカンジなのかは想像できませんが。。
ストレス発散は、専ら映画館とかドライブですね。
静岡の御殿場にある、プレミアムアウトレットは、オススメですよ。
山のほうにあるので、空気が美味しいし、見晴らしは良いし、ほのぼのとした時間を過ごせます。

華やかな世界の陰には必ず地味で地道な努力の積み重ねがあって、またその行為は表立つ当事者ばかりではなく誰にも知られずにいる人ことも含んでいるのだと改めて思ったこの度です。
あれは確か、おそらく、確か……。宮尾登美子さんだったはず。初の単行本に自らの着物の生地を使って装丁されたと聞いた憶えがあります。おのずとその部数は少ないのだけれど、ものすごく思いの込もったかつ粋な感じがしたものです。
希久子さんの本にもたくさんの手とたくさんの人の思いがあるのですよね!発売が楽しみです!

>ひ~ろさん
はい、踊りに行きました。朝まで無我の境地で踊り狂うのです。頭真っ白にしてただ音楽だけを体に入れる。そういう日が最低でも月に一回なければ発狂します。
時代もの、歴史ものはいいですね。私も本来日本史好きなので、読みはじめると没頭します。戦国時代の男たち、好きだー。最近は妻夫木くんの影響か、女性の間で戦国武将ブームらしいですね。武将がやたらと美形に描かれた漫画が流行ってるとか。
でもそういうサラっとした美形キャラにされると萌えないなぁ。戦国武将なら、もっと汗臭くって男臭くっていろんなとこムレムレなほうがクラッとくるんだけどなぁ。(一般ウケしないよ!)
ちなみに妻夫木くんは情けない男を演じている時の方が何倍も好きです(聞いてねぇよ)

〉キーモさん
自分の着物の生地……素敵。その分製本に関わった方は大変そうだけど。出版不況の現在、そんなことをしたいと言ったらぶん殴られるのでしょうね、きっと。
私の本も、いろんな方が手をかけてくださってこそできるもの。その方々の労力に報いるくらいには売れてほしいなぁ。じゃないと申し訳ないなぁ。と思っているしだいです。少し怖いけれど、私も出来上がりが楽しみなのです。

「1Q84」ですか・・・
お恥ずかしながら先程まで「IQ84」だと思っておりました。
気づかせていただき感謝しております。
黄色いしおりの結び目に、胸の高鳴りを抑えきれず、
新しい自分が垣間見えたことでした(嘘)

>悶次郎さん
「IQ84」だと思ってたって、それ特ダネで小倉さんも言ってた気がするー。どんだけIQ低いんだ、って。でもこれは確かに、紛らわしいですよね。
ヒモの結び目、感じましたか。(嘘)などと書かず白状しておしまいなさい。感じたのでしょう。ウフフフフ。

「天地人」といえば、火坂雅志さんの作品ですよね。
自分は、「天地人」を読まずに「軍師の門」「臥竜の天」を読みました。(いずれも火坂雅志さん作品です。)
「軍師の門」は、天才軍師である、竹中半兵衛、黒田官兵衛のお話で、頭が切れすぎるがゆえに、重宝されながらも、冷遇される日々がなんとも切ない作品です。
「臥竜の天」は、伊達政宗が主人公なんですが・・・火坂さん、伊達政宗嫌いなんじゃないか?と思うぐらい、悪辣な内容になっています。
見ようによっては、ある種の「リアリティ」があるのかもしれません。
戦国の世は、美談よりもドロドロとした策略、謀略の話のほうが多いかもしれませんし。
自分は、子どもの頃は武田信玄が好きでしたね。
間違いなく「風林火山」に萌えてました。
そう言えば、NHKの朝のテレビ小説、次(の次かもですが)は、「ゲゲゲの女房」という作品がベースのお話ようです。
妖怪漫画の第一人者である、水木しげるさんの奥様が書かれた本だそうで、舞台が今自分が住んでいる調布だそうです。
もしかしたら、エキストラ募集とかあるかも。記念に一瞬でよいので出てみたいものです。

あ、そうそう。デジタルカメラなんですけどねぇ……。
いかんですわ。オレにはイケない感じですわ。
何というか、寄りどころがないというのか。
アナログ人間なんですよワタクシ。生粋の。世にデジタルがこんなにも広がる前からアナログ人間と周りから言われていたほど、自他共に認める。
フィルムカメラですと、ガシャてシャッター切ったと同時に次の瞬間、コマが送られて、はい次のカットとなりますよね。だから撮ってる!っていう実感めいたモノがあるのですが。デジタルの場合だと人工的に作られたシャッター音があって……。おや、今のカットはどこへやら??SDカードの中にあると言い聞かせても何となく落ち着かない。
この“何となく”っていうのが大事なところですよね。一応、表現者としては。解っていただけると思うのですけど……。
それにしても、オークションで三年落ちの安価なものを買っていてよかったです。
巷では商業写真は今やほぼ100%デジタルになっているらしいのですけど、一方で作家さんのほとんどはフィルムなんですよ。噂によるとあと2、3年でフィルムはなくなってしまうらしいし……?!
どーなるのだろうか写真界は??ワタシはもう離れてしまったから、まあいいか。
写真で飯を喰っている友人たちには悪いけど。でも、まあ、しぶとく臨機応変に生きていくのでしょうから……。

〉ひ~ろさん
「ゲゲゲの女房」面白そうですね。実は私、NHKのテレビ小説を一度もまともに観たことがないのです。「連続」とつくものは面倒くさいからほとんど観ません。だから海外ドラマの話なんかにもいまいちついていけません。そんな私でも「ゲゲゲの女房」は観てみたいなぁ。NHK、グッチョイス!ちなみに大河ドラマも観れません。そもそも家庭も持っていないオトナが、日曜のあの時間に在宅しているものか。録画したものは結局観ないし(いつでも観れると思うのがいけないのだろう)。というわけで(全然つながってないけど)、ひ~ろさんがエキストラで出るのを楽しみにしております。

〉キーモさん
私もアナログ人間です。ウチのテレビの右上には「アナログ」って出てます。早く変えろってね。
ウチの家族は私以上にアナログで、正月に帰省した時に「写るんです」で写真を撮っていました。懐かしい……。
そうですか、フィルムなくなってしまうのですか。ウチの家族ピンチですね。思い出が残せませんね。
まぁ身内の話は置いといて、写真をやってらっしゃる方は感覚にしみ込んだものがあって手放しがたいのでしょう。きっとフィルムにはフィルムのよさがあるのでしょうね。でもこれもまた時代の趨勢。ブラウン管テレビと同様、消える運命なのですね……。

読み終わりましたよぉ。
1Q84!
私は決してハルキストではないのですが、
村上春樹が、唯一無二の作家であることを、
じっくりと租借しながら読みました。
読み終わって、いろんなことを
「考えさせられた」のではなく、
「感じさせられた」ように思います。

読みましたか。
「考えさせられる」のではなく「感じさせられる」ものだから、テーマは難しいのにサラリと読めちゃうんでしょうかね。読み終わった後、なんか掴みどころのない気持ちにさせられるのもそのせい??

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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