このところ、芸能方面・気象方面で大きなニュースが立て続けでございます。

ワタクシの苗字は漢字違いの「坂井」なので、テレビをつけるたび容疑者呼ばわりされているような気がしてなりません。

もうそろそろ、下火になってもいいんじゃございません?

夕刊フジの新刊紹介記事の掲載が、このビッグニュースのおかげで延び延びになっているそうですし……。

 

それに雨だの地震だの、まぁ日本列島は忙しいこと。

東海地方に赴任した気象予報士の友人は、今頃忙殺されていることでしょう。

そちらに向かって手を合わしておきます……。

先日の地震では死者が出てしまったみたいですね。

本の下敷きになられたのだとか。ご冥福をお祈りいたします。

宮城の地震でも、本の下敷きになって亡くなられた方がいました。

やはり本棚には、転倒防止のストッパーをつけておくべきか……。

あと、本に囲まれて寝てはいけませんね。落下すりゃ凶器です。

 

冷夏といえど、これからまだまだ暑いですし、お盆休みにも入ります。

みなさま、水の事故などにも、お気をつけください。

それではまた……。

 

って、終わっちゃいかん。告知告知!

 

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我が師、森村誠一先生のご著書、「氷の人形 アイス・ドール」(幻冬舎)の文庫版。

不肖ながら解説を書かせていただきました。

ええ、もう本当に「不肖」という感じの解説でして……。

でも一生懸命書こうという気概だけは、伝わります。あはは。

あ、笑ってごまかしてもダメ? ですよね。

ともあれ先生の作品は素晴らしいので、ゼヒお手に取ってくださいまし。

 

ちなみに森村作品の文庫解説では、「人間の天敵」(文藝春秋)巻末の、沢村凛さんのものが素晴らしい。これぞ、名解説!

私のは……迷解説??

 

あと、もうひとつ。

今月17日発売「小説すばる9月号」(集英社)の、「Oh! my IDOL」というコーナーにエッセイを書かせていただきました。

タイトルどおり、自分のアイドルについて好き放題に語ったもの。

一ページエッセイですので、チラリと目を通していただければ嬉しいです。

 

さてさて、今度こそ。

どうぞみなさま、よいお盆休みをお過ごしください。

旅に出る方は、良書を道連れに。

ビーチでココナッツ味のカクテルなんぞを飲みつつ読書……したぁ~いっ!

 

 

コメント & トラックバック

お盆ですなぁ。
今年はちょうどお盆(今!)が会社の夏休みなので、
久しぶりにお盆の雰囲気が味わえそうです。
雰囲気だけ。
お盆と言えば縁側。
うちの狭い縁側で団扇仰ぎながら昼寝でもしてみるか。
…暑い!やめた。
こうして私のお盆は終わっていくでしょう…

>つきいちさん
お休みが取れたのですね。それにしても縁側のあるお家、うらやましい。うん、まぁ暑いでしょうけど。
寝正月ならぬ、寝盆なのでしょうか。でもふだんお忙しいのだから、ここぞとばかりにのび~っとなさってください。
よい休日を。

kazuです。
お盆ですが、今年は少し切羽詰った仕事に格闘してます。(とはいっても、PCに疲れたら、ウイスキーをビールで流し込み、「コイカツ」読み返してます。「かげろう稲妻、、」 文学部の研究室ならではの静寂のなかで、いろんなことが進んでく描写が、あらためて好きになりました。(ビールがチェイサーだとぽにょ腹 進みそう、、、笑)
 同姓の方があまり好くない話題でTVで取り上げられてるのを聞くと、独りカウンターで飲んでる時でも、思わずバーテンさんに言い訳したくなりますよね。 でも芸能面を賑わすSさんは、漢字まったく別じゃないですか、、、
 ちなみに某引越し屋さんのCMが流れているのを、ジムのTVでみると思わずハットしましたことがあります。。。しばらく考えて、Kiku先生と同姓だったと気づいたことでした。
森村先生の文庫本と「すばる」、これから買いに行きますね。
Kiku先生も、どうぞよい夏休みでありますよう、、

脳の状況が、この暑さでとんでもないことになっております。
「Oh! my IDOL」もオナニードールに見えてくるから
あら、不思議。夏ってイヤですね。
お盆休みはちょいと南の方へ。
モヒート片手に金髪美女に囲まれて
ウハウハするのも全然アリです!!!
つい見栄をはってしまいました
休みなし、ビールと柿ピーだけが友達です

>kazuさん
ビールをチェイサーに。アルコールに弱い私にはとてもできることじゃございません。缶ビール一本でいい気分になれるお手軽な体ですから。
同姓とはまた違いますが、病院の待合室なんかで聞きなれない苗字を耳にすると、「えっ?」とそちらを振り返ってしまいますね。京都だと「西小路さん」とかがいるので、おっ、公家だ公家、と思いながら目で追っておりました。
突然の暑さでますますお酒が進みそうですが、お盆返上のお仕事、がんばってくださいね

>悶次郎さん
アナタの脳の状況がまともだったことがあるのでしょうか……。オナニードール……お逝きなさい。
ビールと柿ピーはアナタの生涯を支えてくれる友となるでしょう。大事になさってください。
私は明後日から、熱海。いいでしょう、そのさびれ具合。渋いでしょう。
山村教室の合宿です。軽~く泳いで、飲んで騒いで怒られてきます。

受賞作 オオガタシンジンというあおり文句を信じてネットで購入した
がっかり
金返せのレベル
これで本当に受賞したのか 歴代のオール読物のレベルと比べて低すぎ

>イチロウさん
コメントありがとうございます。
力足らずは自分でも自覚しておりますので、こういうご意見もないとおかしいと思っておりました。
もちろん手を抜く余裕などないので、今の精一杯で書いてはおります。でもてっぺんの見えない切り立った崖にどうにかかじりついているにすぎないでしょう。
より高みを目指して、指に血をにじませつつ這い上がる覚悟でございます。
当人のブログに反対意見を書き込まれるのは、よっぽどのことに違いありません。イチロウさんのご意見、真摯に受け止めさせていただきます。

合宿、楽しかったですね。
昨日、著作を読ませていただきました。(いや、買ったものの、読む本がたまってて。遅いですね)
涙もろい私、やはり、「虫のいどころ」では、ほろりとしてしまいました。
「素っ裸の王様」に影響され、私も裸で過ごしてみました(笑)
クーラーを止めてみる(ここはエコかぶれ)と、汗ばんだ肌に、空気の感触が気持ちよかったあ。宅急便が来て、あせりましたが……
本は、好き嫌いで判断される要素が強いと思う。
だから、私などは、読んでみて、「イマイチ性に合わん」と思ったら、それはそれで、おしまいですが、
積極的に批判をして、コメントまでしちゃうなんて、
よほどストレスがたまっているのかな、なんて思ったりして。
レストランに行って、口にあわなくても何も言わず、二度と行かないほうですが、そこで、ぐちぐちクレーム言う方もいますしね。
人それぞれなんでしょう。
自分が小説書くようになって実感すること。
「言うは易し、行うは難し」
kikuさんの作品は、kikuさんしか書けない色があって、
それこそが、作家の資質なんだと
心から思います。
これからも、熱烈に応援しつつ、後に続けるよう精進するわ!
なんか、長々と偉そうにごめんなさい。
書かずにいられず、コメントしてしまいました。

>チョコジャンキーさん
人魚のように泳ぐチョコさんの肢体がまぶしい限りでありました。楽しかったですね。
また、合宿で疲れていたのに拙作を読んでいただいてありがとうございました~。
自分は表現者のはしくれだからいかなる作品にも表だって批判めいたことはするまいと思っていますが、一般読者はお金と時間を使っているかぎり作者をこき下ろす権利があると考えます。だから、面白くなかったというコメントがあっていいのですよ。万人に支持される小説など、あり得ないのだし。
表現って本当に、難しいものですね。
私には私の色があるように、チョコさんにもチョコさんの色と香りがある。それを煮詰めまくれば大丈夫! 私ももっと書けるだろう~とジリジリしつつ毎日を過ごしてます。きっとおんなじよ。お互い、とにかく書いていきましょう。コメント、ありがとうございます。

重ねてKazuです。
「すばる」や「氷、、」の解説、拝見しました。
「若いmy アイドル」、ほんわりした優しい描写。よかったです。
恩師とか年の離れた先輩への書評とか解説、、、誰しも困惑しますよね。そんな緊張ぶりも伝ってくる「解説」でした。(肝心の「氷の人形」本体はこれから読むんですけど、、、、、)
あと文春社のWebページ、Kiku先生のインタビュー動画が出てましたよ。いろんな恋の形への優しいまなざしが伝わってくる 綺麗ななKiku先生でした。 緊張されてたっておっしゃってたけど、、なんのなんのこちらは、自然なご様子でしたよ。
いろいろあるかと思いますが、どうか ご自身のペースでがんばってください。

>kazuさん
どうも、読んでくださってありがとう。
解説……本当に、ガッチガッチだったでしょう。途中から何が言いたいのか分からなくなるという……。修行が足りんなぁと思いました。いつかリベンジさせてくださいと森村先生にもお願いしております。
動画は先日担当さんにUPしてありますと教えていただいて、見ました。こちらも……でした。緊張伝わりませんでしたか? 顔ひきつってますよ、私。雑誌インタビューなどは「ええっと」とか「そうですねぇ」とか余計なことを言っても省いてくれますけど、動画はちょこちょこ出ちゃいますからね、難しいです。先日読売新聞の取材を受けたのですが、なぜか「やっぱり」って出だしにつけちゃうことが多くって、自分でも内心ツッコんでました。まぁそれも、少しずつ上手くなっていくしかないですね。一歩一歩、です。

作者の知人かなに者かは知らないがわざわざ批判に対する批判を書き込んでいて少々あきれた。
まず言いたいのはストレスなどたまっていないし、言うのは易し実行するのは難しなどと言ってるがあなたと違い作家など目指していない読者だ。
通販で本を買うというのはパッケージや店、宣伝文句を見て食品を買うのと同じようなものだ。食べてみないと本当に美味しいかどうかわからない。
本の場合、帯の語句、出版社の宣伝文句、どの賞を受賞したかなどが判断基準になると思う。
自分は乱歩賞受賞作とオール読物受賞作に外れはないと思っていた。
実際、オール出身の奥山氏と乾氏の作品は素晴らしいと思っている。
そのためこのブログの作者の作品も大いに期待を持って読み始めた次第である。
読んだ感想を通販サイトのレビューに書き込もうが、自身がサイトやブログを運営していればそれに記載しようが、読書カードを通じ出版社へ送ろうが読者の勝手だと思う。
それを友人だかなんだか知らないが批判などされる筋合いはない。
なぜわざわざ作者に好意的でファンや実際の友人しか集わないこのブログにコメントを書き込んだか考えてみて欲しい。
作者の作品を貶めるだけならば購入しようかどうか迷っている人が目につく場所に書き込んだほうがよっぽど効率的であるし、もっと多くの人が目にする場所へ記入するべきだと思う。
それをしなかったのは、本人にこういう感想をもった読者もいるということを知ってもらうためだ。
歴代の新人賞受賞者の中に素晴らしい作品を書きヒットを飛ばす者がいればその賞自体の価値や注目度もあがる。また同じようにその逆もある。
金を出して買ってくれる読者がいなければ本を出版し続けることは出来ない。どういう形であれ本を読むということは良いことだと思うが、図書館で借りる層、ブックオフなどで中古本をぐるぐると回す層、だけでは出版社が困るのは現実だろう。
金を出した読者が満足する、オール読物受賞という名に恥じない立派な作品をお書きになることを期待している。

>イチロウさん
ご立腹の様子ですが、気心の知れた友人が批判されているのを見るとつい冷静でいられなくなってしまうのもまた、人情。そう思って広い心でお許しくださいませ。
勝手な解釈かもしれませんが、私はイチロウさんのお言葉を、少しきつめの激励と受け取っております。
貴重なお時間を割いてこれだけの長文を書き込んでくださったこと、感謝いたします。

なんか、余計なこと言ってしまい、ごめんなさい。
ネット上の言葉で、人が傷つくのっていやだなと、思ったので、
書きこみましたが、
イチロウさんにとって、私のコメントが不愉快だろうということに、
考えが及びませんでした。
それは、つまりは、人をいやな気持にさせているわけだから、
偉そうにコメントする資格ありませんね。
狭い考えでしたね。
失礼しました。
評価は人それぞれですね。その通りです。
そして、作家志望ということで、見えなくなっていたこと、
気づきました。
kikuさんにも、かえって、申し訳なかったな。
以降、余計なこと言わないようにします。
いつも、一言多いんだな。

>チョコジャンキーさん
私は別に、迷惑でも何でもないですよ。
でもこの話題はもう、これまでといたしましょう。イチロウさんも、よろしくお願いいたします。
私も今後、もっともっと面白いものが書けるよう刻苦精励してゆきます。

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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