なんだかずいぶんお久しぶりです。

みなさま、暑さに負けずハッスル(??)してますか。

私はウサギのグレコ共々元気です。

今日のグレコ4コマ。

知人がデザインしたキャラクター、「にくきゅうさん」のぬいぐるみ。

左がペルちゃん(女の子)、右がアショ(たぶん男の子?)。

こうやって並べて飾っておくと、


男の子のアショだけを「もひーん」とどかし、

ペルと並びたがる。


「おんな好きで何が悪いか!」

それでは
みなさん、ごきげんよう~。

え、ちゃうやろ、って?

そっか、ペットブログじゃないんでしたね、コレ。

可愛いだけで特におもんないしね。

ご報告できそうな近況がなくって、つい。

ま、こんな感じで親バカやってます。

そんなことより今日はご紹介したいお友達(と一方的に思ってる)の本が三冊ばかり。

ウダウダしていたので発売からけっこう経ってしまいましたが……ゴメンナサイ。

まずは「オール讀物」出身の先輩作家、我らが「あんちゃん」にして永遠の悪ガキ(失礼!)、祐光正さんの最新作。

「みみらく遊撃隊――幕末幻島海戦記」

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内容(「BOOK」データベースより)

「死者に会えるという幻の島・みみらくをめざして、琉球・薩摩・幕府の三つ巴の争い。われらが”花のお江戸の道楽四人組”は琉球のために一肌脱いだ!江戸から琉球、そして南海のはてへと続く、波乱万丈の海洋伝奇ロマン」
時代物で幕末で琉球物で海洋冒険譚で伝奇物という、よくばり極まりない一冊!
いやもう、サービスしすぎですから祐光あんちゃん!
小難しい資料も出てきますが、江戸の道楽四人組がオモシロオカシク解きほぐして大騒ぎしてくれるので、まさしく大渦に引きずり込まれるように読んでしまいます。
なぜに「まさしく大渦」なのかは、読んでいただけると分かるでしょう。
ぶっとくってスケールのでかい話。
どうやったらあの膨大な資料を読みこなせるの……。
うーん、酔っぱらうとただのエロ可愛いあんちゃんなんだけどなぁ(笑)

そして、一緒に「オール讀物新人賞」を受賞なさった柚木麻子さん。

ちなみに5月発売……。ごめん、今さらで。

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内容(「BOOK」データベースより)

プロテスタント系の私立女子高校の入学式。中等部から進学した希代子と森ちゃんは、通学の途中で見知らぬ女の子から声をかけられた。高校から入学してきた奥沢朱里だった。父は有名カメラマン、海外で暮らしてきた彼女が希代子は気になって仕方がない。一緒にお弁当を食べる仲になり、「親友」になったと思っていた矢先…。第88回オール讀物新人賞受賞作「フャーゲットミー、ノットブルー」ほか全4編収録。

受賞作「フォーゲットミー、ノットブルー」を始点にした連作短編集。

十代の少女が持つ痛さ、もろさ、残酷さを、こうも細密に描けるものかと。

歳を取ると共に脱ぎ捨ててきた「生きにくさ」を、「ほれほれ」と突きつけられて「ひえーっ!」と叫びたくなる。

それを柔らかだけどどこか掴みどころのない筆致で淡々と描く柚木さんは、とっても可愛らしくてマイペースな感じの方なんだが、実はめちゃくちゃドSなんではないかと思う。

今度お会いする機会があったら聞いてみよう。

最後。山村教室の仲間である七尾与史!

第八回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉として堂々のデビュー!!

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内容(「BOOK」データベースより)

“「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される”。特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な天才投資家・本宮や、組長の仇討ちを誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。一方で、退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた…。

ちなみに「死亡フラグ」とは、漫画や映画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。

例)「ここは俺に任せて先に行け!」と仲間を庇う準ヒーロー。

  ホラー映画で激しく淫らなエッチをしているカップル。 など。

キャラが立っててテンポがよくって最後やけくそみたいにぶっ込んだところは好き嫌いがあるかもしれないけれど、やっちゃったね七尾さん!

んまぁ、数々のファクターが読み進むにつれてひとつに収束されてゆく快感といったら!

秀逸なB級は、時にA級をしのぐもの。「B級」も「バカミス」も、この作品に於いては大賛辞である。

さすが、変なかたちのメガネを収集しているだけのことはあるよ、七尾さん!

でもあんまり売れたらアタシ、嫉妬してバナナの皮しこんじゃうから♪

なんてまぁ、人の作品紹介してる暇あったらさっさと自分の本上梓しろよってハナシですね。

煮え切らん主人公がウダウダうるさいので、いいかげんガツンとぶん殴ってやろうと思います。

いかんいかん、アマゾンのリンクの貼り方なんて研究してたら(機械オンチ)ずいぶん時間食っちゃったぞ!

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暑い夏ですね、、、
「実話」も「梅」から「桃」へと拝読してます。
グレちゃん、ぱっと見ると縫いぐるみのようながら、6月のブログと比べて、つらつら見ると随分大きくなったようですが、雄雄しくなった?と言うんでしょうか、、、でもきっと可愛い盛りなんでしょう。
「桃」の次も楽しみにしてますね。

テレビ局が企画に困ったとき、子どもと動物ものに頼るのだそうです。
うさぎさんと本の紹介……、となると、やっぱりうさぎさんの方に気持ちがいってしまう。ごめんなさい。
「にくきゅうさん」かわゆい!!
女の子をえらぶグレンちゃんもかわゆい!!
並んでしっかりとおすましして、これまたかわゆい!!
ひょっとしてグレンちゃん、「俺はにくきゅうさんだ」って思ってんじゃありませんか??

こちらこそありがとうございます。。
坂井さんの次回作楽しみに待ってますよぉ~。
僕も次に向けなくちゃ!

おひさしぶり~。
あついねえ。
和歌山はさらに暑いらしいです。
私は明日まで休み・・・
暑すぎて余計に食ってしまう毎日。
っていつの間にペットショップになったのかと。
また三人でビールでも飲みにいきましょう。

〉kazuさん
無事帰国なさったのですね。
はい、グレコはずいぶん大きくなりました。といっても、体重は1キロくらいですが。そのくらいにしかならない種類なんですけどね。
お盆はグレコの世話をお願いして実家に帰ったのですが、家族と話していてもグレコがととととーっと寄って来てチョン、と鼻先でつついてこないのが寂しくってまぁ。完全に惚れてます(笑)
それと、実話いつも読んでくださってありがとう。
「桃」の次は……「ざ」のつく酸っぱい食べ物です。

〉キーモさん
グレンじゃなくってグレコですよーっ。エル・グレコのグレコです。
私もテレビで動物モノをやっていると、つい見てしまいますねぇ。子供と動物には、ホンマに勝てんです。
そういやグレコは鏡を見せたことがないので、本当に自分を「にくきゅうさん」の仲間だと思っているのかもしれませんねぇ。男の子のほうは色までそっくりだし……。

〉七尾与史さん
ありゃ、こちらのブログご存じだったのですか。
くそぅ。アナタのことは常に「この変態メガネ!」とかってののしっていたいのに(笑)

〉じゅんちゃん
ひさしぶりっ!
和歌山は昨日までいましたよ。日差しがひどくってバーベキューになるかと思いました。
でも父が山の中に引っ越したため、排気ガスくさい暑さはなくって夜は涼しいし、都内よりずっと快適だったよ。
8月いっぱい暑いようだけど、そうね来月くらい、お酒でも行きましょうか。
おそらくウチのグレコの自慢話オンパレードになるよ(笑)

おう!
いつのまにかウサギのおかあさんになってしまって。
私もパグのおかあになる予定の未定・・・
父がまだOKだしてくれず。
ええ、実家で。
遠隔操作のおかあですわ。
ゆっくりグレコの自慢をきこうでないか。
実は幼稚園のときウサギかってたのよね。
一週間ほどだったけど。。。

>じゅんちゃん
自慢話ではなく、のろけになってしまいそうですよ。
じゅんちゃんはパグのイメージね。前の子も可愛かったー。
でも実家だとなかなか会えんやん。連れて来たくなっちゃうよ。

ペルとグレコ、ナイスツーショットですね。
色もグレイだし、違和感無しです。
写真で見ても肉球ありそうですが。無いのですね、うさぎって!

残暑お見舞い申し上げざんしょ(寒)
うさぎさんは暑いのが苦手なので、今年の猛暑は気を配らないとですな。
お盆は特に出かけることはなかったのですが、シルバーウィークはちょっとお出かけしてみようと思います。

〉むぎここさん
そうなんですよ、肉球がないんです。だからフローリングの上では滑っちゃうんですね。
でもウチのグレコはそれが楽しいらしく、よくスライディングして遊んでいます。

〉ひろさん
はいどうも、暑さが収まらないざんしょ。
うさぎのために、我が家のリビングはエアコンつけっぱなしです。私が冷え症なので、「冷房30度」というよう分からん設定ですが。一人だと寒い!とすぐ消してしまうので、この暑さじゃ熱中症になってたかもですね。
シルバーウィークのお出かけ、楽しんでください。

あぁ、そうだった。
クイック(9月19日)。
おめでとうございます!!
それにしても、御ブログ。
今夏は猛暑で溶けそうだったが、こちらは冷え込み、凍っておりますなぁ~。
まあ、いっかぁ。

〉キーモさん
覚えててくださったんですかー。ありがとうございます。
ねぇ、ホント凍りついてまして(笑)
最近は気が散るので一日一回しかネット接続しないのですよ。
更新に時間取られてる場合じゃない状況なので……。
もうちょっと落ち着いたら何か書きます。ゴメンなさい。

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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