Feel Love Vol.13 (2011 Summer)

3・11を経て、今なにを思うか。

短いエッセイながら、有名作家のお名前がずらずらと表紙に並んでおります。

どうしてここに、私の名前が紛れ込んでいるんでしょうねぇ。

我ながら不思議ですが、ワタクシも寄稿させていただきました。

お手に取られたら、ついでに「坂井希久子」ってところも読んでやってくださいまし。

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取り急ぎ、ピーコと坂井希久子を読みました。
ピーコはさておき、坂井さんの、妙に、安心だったってとこが、響きましたよ。
坂井さんのお陰で、安心っていい言葉なんだなと改めて、思えました。

>ゆずむらさん
安心っていうのは、一人ではなかなか得難いものだと思います。
誰かの存在や、なにかの働きかけによって生まれるもの。
だからこそ、どんなショックを受けても自分の殻に閉じこもっちゃいけないなと感じました。
もとは仏教用語だそうですね。

『Feel Love』買いました。
まだ半分ほどですが、いろいろな方のリアルがそこにあって、わたしも4カ月前のことを思い出しながら読ませてもらっています。
わたしは「会社で仕事してました。」
正直、作家の方の文章が難しくて何が言いたいのかがあまり頭に入ってこないものもあるのですが^^;

唐沢俊一先生のところ、某先生が話されたとされる言葉と似たようなことは、地震や津波で実害を被らなかった人たちの多くが感じたことなんじゃないかな、と思います(素晴らしい、という表現は適切じゃないと思いますが)。
わたしも未知なる大揺れに、ある意味貴重な体験をしたという一種の興奮状態に陥りました。多分、その瞬間から被災して実害を被った地域の方々との心の乖離が始まっているんだな、と思います。その乖離を埋めるべく、「自分に何が出来るのか?」という命題に悩むんだな、と。

>つきいちさん
会社でお仕事、ということはもしや帰宅難民でしたか。
私は自宅だったのでずーっとテレビを見ておりまして、そのせいで一種の催眠状態に陥っていたのじゃないかと思われます。
でも頭の片隅ではこの災害を私ならどのように書けるか、ということを考えていたりして……。
募金などはそんな考えがよぎったことへの罪滅ぼしだったのかもしれません。
でも、偽善であれやらないよりはマシ。
書き下ろし長編がどうにかなったら、現地に行ってまいります。

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坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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