ようやく涼しくなってまいりました。
9月に入ってから、「残暑、残暑」と世間様は騒いでおりましたが、
あんなものは残暑ではない。真夏だ!
と、声を大にして言いたい。
でも先人の言葉はすごいもので、「寒さ暑さも彼岸まで」、至言ですね。
さてさて、それでは読書の秋にオススメの一冊を。
「迷子の大人」坂井希久子著 (実業之日本社)
ええ、そうです。私の本ですが?
オススメですよ。そりゃもう、心の底からオススメですよ!
文芸誌「紡」に連載されていたものが一冊になりました。
都会で恋と仕事に疑問を持ちつつ生きているアラサー女子「梓」が、
ふとした思いつきで特急「あずさ」に乗って一人旅をするお話です。
さんざん迷子になった末に、彼女が導き出した答えとは。
伊那市高遠町の穏やかな風景に包まれてできた物語です。
夏の暑さにお疲れの脳に、栄養を!
坂井さん、こんにちは
前回はひわいなコメントでしたので無視されたのかと思っていました(笑)
しかし、いろいろな方向のものをお書きになっていて楽しみです。
ずっと文芸誌で読ませていただいておりました。ほんわかした感じが気に入っています。
〉ゆずむらさん
まさか。ひわいなのは大好物ですから(笑)
「迷子の大人」、連載中から読んでくださってありがとうございます。
なにも考えずに書きたいものを書いていたら、先日ある編集さんに「しばらくは書くものの方向性を絞りなさい」と叱られました。
それほど方向性を変えてるつもりはないんですけどね……。
こんっちはーっ。
迷子の大人読んだよー。
なんか秋は、バタバタしてたので、トイレで読んだり、トイレで読んだり、トイレで読んだり、ちまちましてて、よ見終わったのでコメしましたー。
(こんなさわやかな物語、ウン〇と、セットで読んでごめんなさいー)
いいねー!脳内トリップしました。読み終えてから、物語の舞台色々けんさくしちゃったたわー。
本といい旅しました。ありがとう♪
>イチゴちゃんストロベリーさん
これまたお返事がすっかり遅くなりまして……。
私もよくトイレに本を持ち込みます。
熱中しているうちに排泄が終わっているので、なんだか得した気分です。
トイレという狭い空間は、脳内トリップには最適ですね。
いい旅になったようでなによりです。