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パラッパラ~パラッパラ~パララ~♪ パラッパラ~パラッパラ~パララ~♪

 

昨夜、夜更けすぎに雪へと変わった新宿の街でコルテオを観てきた。

え、上記のパラッパラ~じゃ分かりませんでした?

手拍子つけて歌ってみてください。

ね、コルテオでしょ。

 

三日前に突然思い立ってチケットを取ったので、ものすごーく観づらい席。

でも小さな女の子を連れたお母さんが途中で帰るというので、「よろしかったらどうぞ」ともう少し観やすい席を譲ってくださった。

ラッキー。ありがとうございます!

こういうことがよくありますが、こりゃ人徳ってやつですか。

違うか。

 

ところで他のお客さんがたは、どうして静かに座っていられるのでしょうか。

「ええっ」「うそやん」「すごーい」「どうなってんの」等々、感嘆の声をあげているのは周りを見ても私だけ。

拍手だけではあきたらず、足踏みまでつけているのも私だけ。

音楽に体揺らせてノリノリになっているのも私だけ。

だって、あんな超人的な技を見せられてじっとしているなんてできなーい!

 

というくらい、楽しかったです。

照明などの演出がきれい。

たまに入る「だるだる」な感じの小芝居みたいのは何だったのでしょう。

個人的には、息つく暇もないくらい超人技をたたみかけてほしかったな。

だってやっぱりサーカスだもの。

 

ちなみに私はカーテンコールというものが大好き。

音楽にしろお芝居にしろ、惜しみなく拍手ができると気持ちがいい。

味わった興奮をさらに噛みしめることができる。

だから私はたいてい満面の笑顔で手がかゆくなっても拍手し続けています。

でも、つまんなかった時のカーテンコールは最悪。

コルテオには、気持ちいいほうのカーテンコールを味わわせていただきました。

 

外に出れば、雪が照明に浮かびあがってとても幻想的。

舞台の続きを観ているような気分で、パラッパラ~と口ずさみながら帰路についたことである。

 

 

 

 

あと数日で今年も終わり。

師走は早かったなぁ。

インフルになって寝込んだりしていたから、よけいに。

あ、もうとっくに元気です。

心配してくださった方々、ありがとうございます。

 

世間では多くの方がもう仕事納めをされていることでしょう。

出版社も、26日が仕事納めとのことでした。

さてと、私はその間に資料読んだり、短編書き直したり、プロット作ったりいろいろ頑張んなきゃ。

でも正月は帰省するので、はたしてそんなことをあの家族がさせてくれるのか……。

なにしろ皆私が大好きなので(笑)、やたらとかまいたがる。

一切一人にしてくれない。

家を出て十年以上たつ娘の部屋などあるはずもなく、プライベート空間がまったくない。

しかも甥っこが可愛い。(ついかまいたくなる)

 

彼ら、私が実家に住んでた頃から、読書すらゆっくりさせてくれなかったもんなぁ。

人が何かに熱中していると、絶対ちょっかい出しにくる。

アンタらは猫かっ! 

確かに全員B型。猫もB型らしい。

濃いでしょ。

 

ともかく、来年は書いて書いて書きまくるぞ~。

友人に占ってもらったところ、来年はそういう相がでているらしいので、願ったり。

何より第一関門、受賞後第一作掲載を早く突破せんことには始まらん。

できれば今月発売の新年号に間に合えば、と担当さんもがんばってくれたのだけれど、さすがに易々とは突破させてもらえず、来年に持ち越し。

やはり厳しいけれど、めげていてもしょうがないので少しでも前に進みます。

試練も楽しまんとね。

 

ではではみなさまも、インフルに気をつけてよいお年をお迎えください。

 

体さんへ

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10月ももうすぐ終わりですね。

毎年このくらいの時期になると、はっと気付けば年が明けています。

どれだけおぼろに生きているのだ、私は。

今年はそうならないよう、一日一日をジャージー牛乳みたいに濃い~ものにするぞ! ええ、今までは低脂肪乳並みでした。いやむしろ、クリープをお湯で溶かしたくらいのものかも。(ちなみに、うちの父はそれが好物です。砂糖を入れて甘くして、「クリープ湯」と呼んでいます)

 

昨日、とりあえず担当編集者さんにできたてホヤホヤの短編をお渡ししました。(というか、一方的に送りつけたんですが)

でもあれじゃまだまだGOサインが出るレベルには達していないでしょう。

何十回でも突き返されるの覚悟でおります。

先日の授賞式で、「昔の編集者は本当に厳しかった」というお話が出ました。

新人が原稿を持ってきても、ちらっと読むと「箸棒!」(つまり、箸にも棒にもかからない)とだけ言って

どこが悪いのかもアドバイスもなく突っ返されたものだって。

「今の編集者は優しくなったものです」

でも言葉づかいや対応は優しくなっても、小説に対する厳しさは一緒なのだと思います。

それでないと私も成長できないし、しっかり叩き上げていただこう。

厳しくされるとちょっと燃える。M……では、ないはずなのだけど(笑)

 

最近、小説の展開ばかり考えて、何をしてても頭はどこか違うところに行っちゃっていることが多いです。

それでも体が勝手に動いてくれるもので、はっと気付けばちゃんと乗り換えなきゃいけない電車に乗れていたりします。

毎日飲んでいる豆乳が切れていてスーパーに行けば、気付けばいつのまにか買い物が終わっていました。

買い物袋提げて帰宅して、冷蔵庫に買ったものを移しながらひとこと。

「あ、これ牛乳だな」

 

そういう小さいミスもありますが、ちゃんと日常生活を営んでくれる体さん、ありがとう。

アナタが丈夫だから、執筆しながらいつのまにか床で寝てしまっていても風邪ひとつひかずに頑張れます。

これからもっと酷使することになるだろうけどよろしくね。

ことわざの信憑性っていうのは、どのくらいのもんなんでしょうね。

誰が最初に言い出したか知らないが、たぶん「猫に小判」とか「たて板に水」とか、比喩的要素のものは「言い得て妙!」ってことで広まったのだろう。
「二度あることは三度ある」みたいな経験やある事象から出てきたものは、「あ〜分かる分かる!」とあるあるネタみたいに流布したんではないかな。

今言ってる信憑性っていうのは、後者グループのことわざについてね。
多くの人がなるほどと納得してるわけだから、60パーセント? 70パーセント? 80いくとかなりすごいな。

いきなり何を言い出しとんじゃ、っていう感じですよね。
さてみなさん、「三度目の正直」って、どのくらいの精度で当たると思います??

三度目の正直……で、あってほしいな。
神頼みではなくことわざ頼みですね。

詳細はまた後日。

私が今もっとも愛している男。

めったに会えないから、心のこもったプレゼントをしたくて一生懸命選んだわ。

あなたはきっと、そのえくぼのでる頬でうれしそうに笑ってくれることでしょう。

嗚呼、愛おしい愛おしい…………。

…………三歳の甥っ子。

もうすぐ実家(というか父の隠居先)に帰るので、約半年ぶりに超カワイイ甥っ子ソウタくんに会えるのだ!
年に二回くらいしか会えないから、その度にプレゼント持参です。
ええ、モノでつろうという魂胆見え見えです。

そのためにネットで注文しておいた絵本が届きました。
大人も楽しめる芸術的な「飛び出す絵本」の作家、ロバート・サブダのもの。男の子へのプレゼントだから、「恐竜時代」という恐竜図鑑みたいな本にしました。

見てくださいよコレ!

恐竜1

すごい迫力!!

恐竜2
↑横から見ると、こ〜んなに飛び出しています。

恐竜3
机の上が雑多なおかげで、後ろの電子辞書との大きさがよく比較できますね〜。
ホント飛び出てますね〜。

こういうポップ・アップの恐竜たちが、なんと35体以上も載っているそうです。

すごいとウワサには聞いていたけど、ネットの画像で見てはいたけど、甥っ子が生まれてからはもう少し大きくなったらプレゼントしてあげたいと狙っていたシロモノだけど、まさかここまで素晴らしいとは!
ページめくるのが楽しい〜。
甥っ子にあげる前に、私が充分堪能しようと思います。
こりゃ喜んでくれるに違いないね♪

その超カワイイ甥っ子、ウチの姉が今月初めくらいに「キクちゃん(叔母さんとは呼ばせておりません)もうすぐ帰ってくるよ〜」と教えたところ、日にちや時間の感覚がまだあいまいなお年頃なので、言ったその日に帰って来なかったからすねているそうです。
困った姉が、
「ん〜、あと何回かおりこうさんに寝たらキクちゃんに会えるよ〜」と言い聞かすと、
「んじゃ、今日ソウタいぃ〜っぱい、い〜っぱい寝たら、明日キクちゃん帰って来るん?」
だってさ。あ〜カワイイ〜。そんなこと言われたら、すぐにでも帰りたいところやわホンマ。

これだけ読むとなんか叔母さんとっても好かれてるみたいですが、子供のころってたま〜にしか会えない親戚が来るっていうと、意味もなく楽しみじゃありませんでした?
好きかどうかよりも、珍しいから。
たぶんそれです。

でもいいの、片思いでも。愛しているから。
なんてことを恋愛でも思ったことのない私にこんなに尽くさせるとは、三歳にしてたいしたもんやわ。
待っててね〜。ソウタくん♪(デレデレ)

坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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