そうだそうだ、単行本告知だけじゃなかった。

 今月15日に発売されました「Jノベル6月号」に、拙作の官能短編

 「胡蝶の夢 恋の淵   延命の湯」

 が掲載されております。

 なんと、森村師匠の特集号に載ってしまったぁーっ。

 素晴らしい特集です。

 今すぐ本屋さんへGO!

さてさて、「泣いたらアカンで通天閣」、いよいよ発売であります。

昨夜は祥伝社の編集さんと発売前打ち上げ。

ポップや応援ペーパーなど、かなり力を入れて作ってくださっていて、

嬉しいやらありがたいやら。

おいしい沖縄料理屋さんでしたが、テンション上がってアルコール度数40のハブ酒と60の泡盛を飲んでしまいましたとさ。

泡盛はかなりきつかったけど、ハブ酒はまろーんとして美味でした。

ハブっていいエキス出るんだぁ。食べてみたいなぁ。

そういやヘビは未体験だわ。

はっ!!

そんなことを書いていたら、またトカゲ食う話かと間違われちゃう!

違いますよー。舞台は通天閣のお膝元、大阪新世界のつぶれかけたラーメン屋さんです。

ヒューマンです。

どのくらいヒューマンかってと、このくらいです。

Daft punk – Human after all “official video”

んもうヒューマンヒューマン言いまくってますね。

Daft punkはやっぱ好きだなぁ。

はっ。

また話がそれた。

父と娘のお話です。

お父さんも娘さんも、かつて娘さんだった方も、いつかお父さんになるカモしれない方も、

きっと楽しめるお話です。

明日、16日発売。

と言いつつ、店頭には今日から並んでいたらしいです。

さて来週は大阪に書店営業しに行きます。

初書店営業!

「どういうことすりゃいいんですかね」と聞いてみると、

「書店員さんたちのほうが慣れているので、お任せしてください」と編集さん。

では、胸を借りるつもりで!

 こんにちは。

 「泣いたらアカンで通天閣」、見本が手元に届きましたー。

 装画は北村裕花さん。ありがとうございます。

 本当に人情ものっぽいでしょう?

 今回はトカゲとか虫とか出てきませんから、

 グロ嫌いにもご安心。

 黒くないほうの私が書きました。

 いいお話ですよ。

 16日発売!

★紡 vol.5★

| 宣伝 | | 4件のコメント

近所の公園の桜も八分咲きになり、さきほどパンとコーヒーでプチお花見をしてまいりました。

どうも、坂井です。

そんな春爛漫、「紡」vol.5も発売になりましたよ。

表紙はもはや定番となりました中原淳一さん。

旬の作家さんそろい踏みで、

拙作「迷子の大人」もついに最終回となります。

迷子になりまくった梓ちゃんも、ちゃんと落ち着けるのでしょうか。

自分で言うのもナンですが、いいラストになったと思います。

読んでやってくださいましー。

新世界

| 創作記 | | 4件のコメント

先日書き上げた長編、来週アタマにはゲラになって戻って来るそうです。

ちなみに作品の舞台はコチラ。

んまぁなんて分かりやすい。

シンボリックなものが画像一枚にここまで詰め込まれてしまう町ってのも、

なかなかありませんねぇ。

人間も個性的なので、取材に行くと盗み聞きばかりしてしまいます。

たとえば串カツ屋にて、オッチャン二人組の会話。

二人はどうやら草野球チームに入っているらしいのです。

オッチャンA「ユーイチ、アイツいっつも仮病使って休みよんな」

オッチャンB「せや。腹痛いの、頭痛いのゆうてな。ワシもそのたんびに庇ったってたんやけど、アイツこないだなんてゆうたと思う?」

オッチャンA「なんや」

オッチャンB「クチビル痛い言いよった。なんやねん、クチビルて! もう、よーゆわんわ」

飲んでたビールを吹きそうになりました。

ユーイチよ……。

そういう町です。雰囲気がうまく描けていればいいな。

坂井希久子

2008年オール讀物新人賞受賞。小説家の端くれのそのまた端くれ。
翼広げて大空にはばたくぞ! と言いつつ、まだたまごには「ひび」くらいしか入っておりません。
それでも、小説が好き。あと、着物も好き。
どちらも奥が深いことでございます。
死ぬまでには、真髄にちょこっとばかし触れたいな。

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